記事が前後してすみません。旧玉造町駅までやってきましたが、
前回ji-iさんから以下ブックマークでコメントいただきました。
鹿島鉄道跡ポタ④桃浦〜玉造町 - 鉄☆輪☆温泉
旧玉造町駅はこんなになっているんですね。昔この駅から間違って電車に乗ってしまったコロという哀しい犬の話がありましたね。終点の石岡駅近くの小学校で17年間も飼われていたそうですね。
2022/05/07 11:46
教えていただき、ありがとうございます!このお話、私全く知りませんでした。
どんな話?と思いまして、検索してみたところ、以下の記事にヒットし
読んで涙腺崩壊。。。
今の時代ならSNS拡散ですぐ見つかったでしょうに、、、泣。
2017年には石岡駅前に銅像が設置されたということも知りませんでした。
そして、現在「石岡タロー」というタイトルで映画が製作中とのこと。
「石岡タロー」公式HPの撮影風景を見ると、なんと鹿島鉄道保存会さんが保管されている元加越線車両のキハ432も撮影に使われているようです。
昨年末にクランクアップしたようで、公開がいつのなるのか気になるところ。
玉造町駅がそのタロー(コロ)が乗った駅だったとはつゆ知らず、
私は綺麗なトイレに安堵して、先に進みます。(←浅すぎる。。)
玉造町駅を出ますと、また路盤が山の方に入ってしまうので、ほど近い小さな峠道を越えます。橋が出てきましたが、この路盤に沿って進むと、
畑が広がってきます。昔は葉タバコ栽培が盛んだったのでしょうか。
少し路盤を覗いてみますと、、まあ、荒れ果ててます。。。反対側を見るとガサガサと。雉の雌か鶉?茶色い鳥が走って逃げていきました。格好な住処でしょう。
玉造町駅の次(正確には武田駅が1957年まであったようですが)、榎本駅の構内を望みます。
駅前広場だったと思われるところに来てみましたら、「榎本ニュータウン」という分譲地になっています。
路盤近くまで、行きたかったのですが、お庭で小さいお子さんとご家族が遊んでいますので。ちょっと奥に入るのは、はばかられまして。
榎本駅はとても重要な駅。ここから百里基地にパイプラインが引かれていて、ジェット燃料の貨物輸送がこの駅まで行われていました。鹿島鉄道の収入の一つの柱だったのですが、2001年度に廃止。そのため更に厳しい経営環境に置かれてしまいました。
引き続き畑が広がる台地の上を進みます。霞ケ浦と北浦を隔てる高まりです。
鹿島鉄道は台地の高いところを進みますが、路盤から離れて、
一度小さい谷に降りて、登り返すと借宿前駅。榎本駅側から廃線跡が伸びてきますが、森の間は、切通しだったように見えますね。このあたり地名が「借宿」なのですが、なぜ「前」がついているのか。。。?
引き続き台地上を進みますが、鹿島鉄道は掘割にして勾配を緩やかに下っていく感じでしょうか。
台地を回り込むように下ってきますと、一部廃線跡が道路になっていて、巴川駅に到着です。この駅にも古い倉庫がありました。葉タバコなどの農産品輸送に使われたのでしょうかね。
北浦に流れ込む巴川に架かる橋が残されています。お腹が減ってきましたので、
「ほっとパーク鉾田」でお昼休憩にします。まだ続く。。。