バス専用道に転換された区間が終わると、残された路盤が続いていきます。
レールが外されていますが、先ほどまでと比べると、寂しさしかありません。。。
田植え真っ最中の水田地帯を進みます。
常陸小川駅近くから、廃線跡が道路になっていました。やっと廃線跡を自転車で走りましたね。
常陸小川駅(バス停名としては「小川駅」)に到着です。バスターミナルになっていますが、タクシー一台のみ。沿線では大きな駅でした。
こういったレトロな倉庫が駅前にあるのは、歴史あるローカル線によくみられる光景ですが、
なんと「鹿島参宮通運株式会社」と書いてあります。鹿島鉄道はもともと1924年に「鹿島参宮鉄道」として開業しました。名残が残っていますね。
常陸小川駅にも立派な「鹿島鉄道、かしてつバス」の歴史が書かれています。もう少し鹿島鉄道のことを詳しく書いてほしいけど。。。初めての公設民営のBRTだったのですね。
貨物ホームもあったそうで、広い敷地が残されています。
廃線跡が道路になっているのは、小川駅周辺のみ。橋が残されていますが、その先に、
小さな駅のホームが残されています。
小川高校下駅です。地元高校生がペイントをしたのでしょうか。
小川高校も、すでに廃校になっているようです。
路盤から生えた木がこんなに大きくなるほど、時がたってしまったようで。。。
地方の高校近くの駅に、自動車学校の広告はよくありますが、
「iモード、J-SKYメニュー・・・」というのが、微妙なレトロ感。
廃止されて15年。。。つい最近じゃんと思うのですけど。それがオッサンの証拠であります。