月崎駅から素掘りトンネルを通って飯給駅、そして里見駅と来て、砂利線の跡を巡りました。
ここからは小湊鐡道の駅巡り。
小湊鐡道では国登録有形文化財に以下の10駅の駅舎が指定されています。
上総村上、海士有木、上総山田、馬立、上総牛久、上総鶴舞、高滝、里見、月崎、養老渓谷
国登録有形文化財 小湊鉄道駅舎群等 | 市原市ウェブサイト (city.ichihara.chiba.jp)
開業当時からその形を残しているというのは素晴らしいですね。
仮面ライダーが折りたたみ自転車でやってくると面白いなー。
高滝湖を見ながら高滝駅へ。
往路の車内からキハ200が置かれているのを見まして、気になって行ったら、工事中でした。
ここは旧高滝小学校で現在は「高滝湖グランピングリゾート」になっています。
ネットで見てみると、このキハ203はなんと宿泊施設になるんだとか!!
この8月から宿泊できるそうです。
ちょうどキハ200の2両編成がやってきました。
線路沿いですし、目の前を小湊鐡道が走っていきます。これは泊まってみたい!!
上総久保駅には立派な銀杏の木がありました。
上総鶴舞駅近くで五井行きがやってきました。
上総鶴舞駅へ。
駅前に立派な銀杏があり、そして南総鉄道が乗り入れ構想のあった駅です。
上総川間駅から
上総牛久駅にやってきました。しかしこの日も暑かったですが、この数日後、「千葉の牛久で最高気温が・・・」というニュースに、SNSで「牛久は茨城だろ!」ってたくさん突っ込まれたとか?
頑張れ。上総牛久。
線路沿いを進んでいくと、キハ40の郡山色が来ました。でもシャッター間に合わず。。。
馬立駅の駅舎もプロトタイプなわけですが、
次の光風台駅は1976年にニュータウン開発に伴って造られた新しい(?)駅。
でも、昭和レトロ感満載。ある意味歴史的価値が備わっています。
養老川を渡ります。奥に見える第一養老川橋梁も文化財に指定されていますが、
以前この区間の養老川沿いはポタしましたので、
別ルートで上総山田駅へ。
コチラには「千マリ」と書かれたホキが留置されていました。使われているんでしょうかね??
上総三又駅は簡素な感じ。
そして海土有木駅(あまありき)駅へ。改めて考えると難読。不思議な地名です。
小湊鐡道のHPによると、
海士(あま)と有木(ありき)が一つになって、この地名がつきました。海士は、その昔漁夫(海人)の集落、有木のほうは附近に有木城(蟻木城とも書く。現在の泰安寺)があったため、その名がついたと云われております。沿線の駅は殆どがこの形の駅舎ですが、微妙に形は違っています。
なるほど。横浜でいえば伊勢佐木長者町駅みたいな感じかな。
京成千原線は海土有木まで延伸する計画だったですが。。。
なお、海土有木周辺の道路は路肩がなく、自転車で走るには、かなり注意が必要がです。
上総村上駅を過ぎて、五井はもうすこしというところで、
歩道の段差を乗り上げたところで、チェーンが外れてしまいました。
やっぱり、GWの北恵那鉄道跡で、木片が挟まってしまってチェーリングが曲がってしまい、力づくで調整してもらっていますが、外れやすいんですよねー。。。
チェーンを直すついでに、素掘りトンネル巡りでズルズルに汚れたので、ウェットティッシュで拭き拭き♪
そんな感じで「こみなと待合室」に戻ってきました。
そして、五井駅から海側へ2kmくらい行ったところにある「五井温泉ビジネスホテル」へ。こちらは日帰り入浴もやっています。
露天風呂が黒湯ですが、かなり濃厚!!肌触りよかったです!
「こみなと待合室」で房総ジビエを食し、100年前のSLを眺めてから、キハ40の郡山車と秋田車の微妙な違いを楽しみ、かつ北海道気分で輪行。
素掘りトンネルをくぐって、砂利線の廃線跡を確認。文化財の駅舎を巡って、最後は濃厚な黒湯で締める。。。これ半日の出来事です。とっても濃密でした!!
小湊鐡道の100年の重みと貴重さを改めて感じます。