「ほっとパーク鉾田」には鹿島鉄道の車両が2両展示されています。
手前にはKR-505。1992年製造の主力車両。そんなに古くないですね。今となっては廃線時に引き取りたかった地方鉄道もあったのでは?自社発注車両だから難しかったかな?
そして、キハ600形601。もともとが国鉄キハ07形で1936年に製造。1960年代に関東鉄道に移り、前面含めた様々な改造を経て、戦前から2007年まで70年!?走っていたというのだから、すごいことですね。。。
ラスクみたい?な、お顔がまた可愛らしい。。。
「鹿島鉄道の歴史」が、まとめられている掲示がありました。とてもわかりやすい。
急な廃止決定となり、自治体がその展開の早さに追いつけなかったような感じですかね。。。
いろいろな事情があって、現在の状況になったでしょうから、よそ者がとやかく言えることではないのですが、地方公共交通の抱える問題はどこも同じようなものがありますね。特に西日本エリアにおいては改めて顕在化されたところ。
まだ鉄道という地域の宝が残っているところでは、急な展開に慌てふためくことにならないよう、手を打ってほしいと願うばかり。。。
「鉾田駅保存会」さんが、これらの保存活動をされているそうで、鉾田駅の駅名標が移設されています。訪問日は5月3日でしたが、次の5月4日が車内公開日だったようで、おしい。ミニ列車の線路もありました。
ほっとパーク内のレストランで、唯一地元っぽかったメニュー、涸沼産しじみラーメンを頂きます。大ぶりなしじみでした。肝臓によさそうですが、ちょい香りにクセはあるな。それが涸沼らしさなのかしら。
お風呂は、残念ながらまだ先があるので入らず。
坂戸駅付近です。集落から駅跡の方に向かう道を探していたのですが、よくわからず、通り過ぎてしまいました。。。
後は終点鉾田駅へ。沿線の広い土地に関東鉄道所有地という看板も。
そして終点、鉾田駅に到着!!
今回のルートは以下の通りとなりました。
さて鉾田駅ホームですが、、、なんという崩れ方でしょうか。。。痛々しい。。
東日本大震災の影響なのでしょうか。地面も液状化の跡が見られます。鉾田駅のすぐ横は湿地帯のようですし、、、、地盤的にも厳しい位置に駅が作られていたのでしょう。
2005年に自分が乗った時の写真を探し出しましたので、以下に掲載します。キハ600形に乗った記憶はありましたが、ほっとパークで保存されている601ではなく、602でした。
鉾田駅ですね。
このホームが崩壊していました。。。しかし、よく考えると、不思議な構造。。。両側にホーム必要あったのかな??
キハ602の車内風景です。床も板張り貴重な車両だという印象は強かったのですが、とにかく縦揺れがすごくて、バウンドしてお尻が浮いたことを覚えています。
キハ430形の写真がなかったのが残念。見たような記憶はあるのですが。
今となっては、ただ乗り潰すのではなく、もっと各駅をじっくり色々見たり、写真に残しておけばよかったなぁ。
加越線跡で触発された鹿島鉄道跡ポタは、とても見どころが多く、ブログ記事が長くなってしまいました。。。ご覧いただきありがとうございました!
鉄分濃いめのサイクリストさんには、カスイチついでの「かしてつ」めぐりってのも、面白いかと。
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