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鉄道に輪行して、サイクリング。締めは温泉へ!折りたたみ自転車での輪行旅、サイクリングの記録をメインで公開しています。

伊香保温泉と東武伊香保軌道線跡(21年7月)

今回は群馬県渋川市伊香保温泉を起点に東武伊香保軌道線跡を中心に巡ります。

 

今回おとーさんは自転車積んできたんで、ちょっと一人遊びさせてもらいますよ。チェックアウトまでに戻ってきますからね。というわけでして、

 

かつて伊香保温泉には渋川から電車が走っていました。伊香保温泉の入り口に大事にそのデハ27が保管されています。なんと可愛らしい車両ではないですか。。。


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1910年から1956年まで走っていたそうです。でも、この輸送力ではバスにはかなわないですよね。。。


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当時の写真が掲示されています。こんなかわいい車両が走っている姿は萌えますな。

さて、説明版を読んでみましょう。

渋川から伊香保までの高低差524m、平均勾配41.8‰(最急勾配57.1‰)というまさに登山電車でした。

こんな小さい車両で!?

87か所に設けられた迂回等のためのカーブによって急勾配を避けるとともに、途中数か所で「スイッチバック方式」による交換をしながら走行し、逆に伊香保から渋川までは急な下り勾配を利用し、途中はトロリーポールを架線から外し、下り坂の惰性とブレーキの制御だけで渋川の街まで戻ることができました。

なんか怖いんですけど。。。。ま、自転車も同じか。。。


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ということで、一回渋川駅まで下ってから、軌道線跡に沿いつつ登って戻ってくることにしましょう。

おっと「藤原とうふ店」のバス?。。。めっちゃ峠攻めそう。

と突っ込みを入れながらスタートします。下りは水沢方面から下ります。

伊香保軌道線は現在のゴルフ場の中をうねうね上がってきたようですね。水沢停留所はスイッチバックだったとのことです。


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ほどなく水沢観音に到着です。 水沢うどんが有名ですね。水沢というだけあって、いい湧き水がでています。観音様の門前にうどんやが立ち並ぶのもいい雰囲気。前日にいただきましたが、歯ごたえのど越しのいいうどんですね。


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うどん屋さんの間の林道に入り、「ブレーキのみ」で下っていきます。

気持ちいい林間で、開けたところはソバ畑が。天気がよければ赤城山がデカく見えそうです。しかし、この気持ちよく下った分、登らなければならないのよね。。。。


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あっというまに渋川駅までやってまいりました。いずれ利根川サイクリングロードを渋川駅から行ってみたいものです。

さて、渋川駅まで輪行してきたつもりで。伊香保軌道線の跡にできるだけ沿って伊香保温泉まで登ってまいります。


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立派な旧商工会議所の建物がありました。この前にも「商工会議所前」の電停があったようです。その先から旧街道の風情が出てきました。


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砂防事務所から、伊香保街道は直線的に登っていきますが、軌道線は専用線となり、迂回しながら登っていきます。元宿駅があったあたり。交換用に本線から一本水平な待避線が出ている形のスイッチバックだったそうです。伊香保軌道線は全部で4か所のスイッチバックがあったそうですが、勾配を登るためではなく待避線としての側面が強かったようですね。

そして、渋川工業高に沿って曲がりながら八幡裏停留場付近を登っていきます。


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入沢停留所跡付近は住宅がならんでいます。ゆるやかなカーブがいかにも軌道跡という感じはしますが、やはり勾配が急です。本当にここ登っていたのかなー。


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軌道跡は渋川青翠高の敷地を通っていたのでしょうか。一度伊香保街道に入り、右折。拾二坂上停留所がこの付近だったようですが、急カーブして登っていきます。カーブの先に道路が広くなっているところがありました。交換できる信号所跡かもと思ったのですが、どうでしょう?


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 急な登りが一回小休止。御蔭停留所付近は一直線だったようです。


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この後、軌道跡は一回やぶの中。

伊香保街道を少し登って今度は左折。カーブをしながら登っていきます。やっぱり軌道跡なので、伊香保街道に比べると勾配は緩く、私にとってはちょうどいい上り坂。ゆったりペースで着実に程よく汗をかきながら登っていきます。


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おっと、つい漕ぐことに集中してしまい、停留所跡ポイントで写真を撮るのを忘れてしまいました。。。
明保野交差点付近にスイッチバックの六本松停留所があったようですが通り過ぎました。その後、また大きくゆったりカーブして登っていきます。


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平沢川を渡り、伊香保グリーン牧場前に出てきます。スイッチバックの大日向停留所があったところです。ここから軌道跡はゴルフ場の中をうねうねしながら、水沢停留所に向けて登っていったそうです。しょうがない。ここから伊香保街道を登っていきますが、


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まっすぐの登り道は、とてもキツイ。。。自動車道より、鉄道の方が性にあってるなー。。。息が上がり、「ようこそ伊香保温泉へ」で小休止。。。あとちょっとなのに。。。


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廃線跡でゴルフ場内をうねうね、のんびり登らせてくれればいいのに!と、ゴルフ場への勝手な逆恨みをしつつ、最後はヘロヘロになって、デハ27のところに戻ってまいりました。

しかし、あなた、よく明治から昭和にかけて、こんな急勾配を行ったり来たりされましたね・・・。偉大さがよくわかりました。。。また明治期にこのような路線を敷設できた伊香保の繁栄がしのばれます。


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ふとデハ27の前を見ると、、、明らかに廃線跡を思わせる路地がありました。そちらを進んでいきます。橋をわたった少し先が伊香保の終点だったようですね。


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さて、伊香保温泉の石段の下に到着。お湯が真ん中を流れる石段の雰囲気は本当に素晴らしい。

おとーさんは計算どおり、チェックアウト時間までに戻ってきましたよ。ただ時間ギリギリでもう温泉は入れないので、汗は部屋のシャワーでさっと流しまして、帰ります。

その分、温泉は朝風呂で鈍錆色の「金の湯」を頂いております。前日は飲泉所で飲泉もしましたが、鉄分が濃く力強い温泉です。


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輪行渋川駅スタートして、伊香保温泉に入浴しても、駅に戻る分に下りばかり。湯上りの後で汗をかかずに済ませそうです。少しきつい登りはありますが、お手軽な距離でした。

明治期にこんな急勾配をかわいい電車が走っていたことにロマンを感じました。現在渋川エリアは「イニシャルD」推しですが、伊香保軌道跡も自転車やウォーキングトレイルとして、どうでしょう?

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