日立電鉄の廃線跡は、この旧河原子駅から旧久慈浜駅にかけて、バス専用道として整備されています。土休日でも30分に1本となかなか利便性高し。


専用道は河原子まで。
ちょうど「ひたちBRT」の常陸多賀駅行バスがやってきました。
今年5月に同じく廃線跡をバス専用道に整備した「鹿島鉄道跡」をポタしましたが、
大きく違うのは、バス専用道の横には広く歩道が設けられているところ。
自転車は「乗り入れ禁止」なのが、ちょっと残念ですけど。
ランニング、ウォーキングをされている方が結構いますね。
こちらはいろいろ迂回しながら、近いところを進みます。

大沼駅跡に来ました。その前は「電鉄タクシー」の駐車場。駅の跡地利用あるあるですね。残り香を感じまして、


右手から少し交通量の多い通りが沿って来ました。
路肩がなさそうなので歩道を進みます。
「水木駅」跡。左側の一段高いところを電車は走っていたのでしょう。
ところで、この道路は「通勤道路」という名前です。さすが企業城下町。


キツイ勾配が見え、常陸多賀行のバスが下ってきました。
当時の電車では無理そうなこの勾配は、


常磐線を越えるため。もっと低い位置で日立電鉄は常磐線を越えていたのではないでしょうか。ちなみに登りは9%でした。


JR常磐線との接続駅、大甕駅に到着。駅前はキレイに整備されています。
いわき方面へ向かう「特急ひたち」を見送り進みますが、



この付近の歩道は自転車OKのようでしたので、歩道を進みます。
常磐線をまた越えます。専用道の歩道にそのまま入ってしまいました。


一応押し歩きして、出てみますと、やっぱり「自転車乗り入れ禁止」だったようです。どこから禁止なのか、ちょっとわかりませんでした。危ない危ない。
沿って行ける道がないので、


小さな谷の反対側から、専用道を眺めます。
学校の下に停留所もあります。きめ細かく停留所が設置できるのが、BRTの良いところ。ゆるやかな下り道で、自転車で走ると気持ちよさそうなのですが。。。
別の道から下ってきまして、オレンジのラインが気になりますね。


かつての日立電鉄車両のカラーです。ここは「久慈浜駅」の跡。


専用道区間は約5km。起伏をまっすぐ抜けていくのだなと思いました。


専用道区間はキレイな歩道が整備されているので、ウォーキングして日立電鉄跡を感じるのもよさそうです。