今週のお題「大移動」。
タイムリーにも「近鉄週末フリーパス」を使って、昨日までの3日間近鉄乗りつぶし旅をしてきました。
ちなみに、現在の近鉄において、これまでの私の乗車済み区間は、難波線、京都線、橿原線、長野線、道明寺線、湯の山線、志摩線です。果たしてどれだけ乗りつぶし区間が増えるでしょうか?
1日目は京都から急行橿原神宮行に乗り、平端で乗り換え。
まず初めに天理線を完乗!
天理駅はホームからSLが見られます。すぐ折り返すので、近くまではいけませんでしたが。
1Fが近鉄で、2FがJR桜井線の駅になっています。JRと民鉄が直角にぶつかる構造って面白いですね。
天理と言えば、言わずもがなの宗教都市。沿線には関連施設が見られます。例大祭の時には特急も乗り入れてくるそうですね。そんな宗教臨対応も考えられている頭端式3線ある立派な構造。
現在の関西本線(旧関西鉄道)法隆寺駅至近の「新法隆寺駅」と天理を結んでいたそうな。関西鉄道の法隆寺駅は1890年に開業しているので、それに接続し、大阪方面からのメインルートを構成していたのですね。1922年に平端~天理間は改軌。新法隆寺から平端は軽便鉄道のままで、1952年に廃止されたとか。この廃線跡も気になります。
さて、平端に戻ります。
田原本駅で降りまして
奥に見えるのが、
西田原本駅です。徒歩1分。
田原本線は新王寺と西田原本を結び、どちらも直接別の線に接続していない独立路線であることは有名ですね。
元々は1918年大和鉄道として開業し、新王寺と桜井を結んでいました。(旧)田原本~桜井間は1958年に廃止。
天理線と同様、関西鉄道から桜井へのメインルートになろうと開業した路線だったわけだ。もともとは狭軌ですが、1948年に近鉄と同じ1435㎜に改軌。1961年に現在の近鉄生駒線等の前身「信貴生駒電鉄」に吸収された後、さらに1964年に近鉄田原本線になったとか。
こういった経緯があって、起終点がどちらも独立したままというのは、大変面白い。
新王寺駅行に乗りますが、何か窓にマークがついてる。。。。見てみると、
おおーっ!「サイクルトレイン」だとー?
ホームにも乗車位置ステッカーがありますが、3両編成の2両目がサイクルトレイン乗車位置。
近鉄のホームページを見てみると、乗降可能駅は限定されているようです。
両始発駅を9時~15時台に発車する列車に限られています。
以下サイト内の案内資料のスクショですが、
なるほど、京奈和自転車道と交差する路線なんですね。
確かにそのあたりの駅から、自転車の方乗ってきましたよ。
いやー京奈和自転車道走ってみたいなぁ!!
新王寺駅もフラットな構造で、
サイクルトレインから下車した自転車に抜かされて、
あー、サイクルトレインに自転車載せるの、うらやましいなぁ。
全くコロナってやつは。。。続く。