鉄輪☆温泉

鉄道に輪行してポタリング。締めは温泉へ!折りたたみ自転車×鉄道ライフとお出かけ記録をつづります。

近鉄クエスト③信貴線、西信貴鋼索線と信貴山電鉄・山上鉄道線高安山駅跡

生駒ケーブルに乗ることができませんでしたので、予定変更。

奈良線を制覇した後は、大阪線河内山本駅信貴線に乗り換え。

高安山エリアのラッピングトレイン。車内には沿線の魅力も案内されています。


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前回触れましたが、信貴山アクセスは、生駒線の前身である信貴生駒電気鉄道が東側(関西鉄道王寺駅)からのケーブルカーを先に開通させています。

対抗する形で大阪電気軌道が1930年信貴線を開通。かなり登っていきますね。

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あっという間に信貴山口駅へ到着です。2.8㎞。
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改札なくそのままケーブルカーに乗り換えができます。
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すぐに発車。

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西信貴ケーブル西信貴鋼索線)は、1930年に信貴山電鉄(のちに信貴山急行電鉄)により開通。
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戦中の1944年には資材供出のため休止となりましたが、近鉄に吸収され、その後1957年に再開されました。f:id:masaru-arameya:20240217235350j:image

トンネルも抜けて
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大阪平野を眺めながら、どんどん標高をかせぎ
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高安山駅に到着。


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信貴山門には高安山駅からバスに乗り換えです。

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この道は「信貴生駒スカイライン」になっていて、自動車専用道。歩行者も自転車も進入禁止です。自転車で走れたら面白そうなのにね。。。
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ふとバス停横に目をやると、、、な、な、なんと。

これはホームの跡では!?!?!?

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レプリカ駅名標の横には、解説板が。

信貴山電鉄・山上鉄道線のホーム跡ということです。

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1930年信貴山電鉄は高安山駅信貴山門の間に普通鉄道を開設。こんな山の上に。。。

写真を見て、思わず「噓でしょ。。。」と呟いてしまいました。。。ぶっ飛んだ発想。しかも鋼索線と山上鉄道線は同時に開業しています。どんな順番で作ったんだ。。。

信貴山電鉄は開業して1年余りで「信貴山急行電鉄」に改称。

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信貴山アクセス競争がし烈さが見てとれます。

山上鉄道の廃線跡が、そのまま自動車専用道になっているとのこと。

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今回大阪でのミッションがありますので、長居はできず、次のケーブルカーで戻ることにしましたが、

バスに乗って山上鉄道跡を辿れたのかと思うと、ちょっと残念。。。

 

高安山駅ほど近くの展望台で、

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下りのケーブルカーの発車を待つとします。

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この日は天気よくとても暖かい。どうして人がいないのか、、、生駒ケーブルはあんなに混んでいたのに不思議です。

過去の信貴山アクセス競争に思いをはせながら、大阪平野の絶景独り占めでした!