鉄輪☆温泉

鉄道に輪行してポタリング。締めは温泉へ!折りたたみ自転車×鉄道ライフとお出かけ記録をつづります。

近鉄クエスト⑦けいはんな線、生駒ケーブル

月曜日、大阪の街は動き出し、ラッシュの時間。大阪メトロ中央線に乗りましたが、ちょっとトイレに行きたくなり、一回長田駅で下車。これで中央線乗りつぶし完了(コスモスクエア方面は以前乗りつぶし済み)

近鉄けいはんな線に入ります。今度は近鉄の車両。

関東でいえば東京メトロ銀座線や地元横浜市営地下鉄ブルーライン同様、パンタグラフがなくて第三のレールから給電する第三軌条方式なのですが、この方式で相互乗り入れというのは関東には無いですし、第三軌条の民鉄車両というのが大変興味深い。

異色の近鉄車です。


f:id:masaru-arameya:20240225135758j:image

f:id:masaru-arameya:20240225135755j:image

生駒山地に突っ込んでいきます。新生駒トンネル内に入ってから上り勾配。生駒を抜けて


f:id:masaru-arameya:20240225135923j:image

f:id:masaru-arameya:20240225135927j:image

高規格な線路を進み、行き止まりました。この先、延伸するなら切通しが要りますね。


f:id:masaru-arameya:20240225140018j:image

f:id:masaru-arameya:20240225140021j:image

学研奈良登美ヶ丘駅に到着。「けいはんな線乗りつぶし完了!!

延伸構想もありますが、、、現実的ではなさそうですね。北陸新幹線敦賀から先の延伸ルート次第かも?

「学研」とは京阪奈にまたがる生駒山地の丘陵地帯を開発した「関西文化学術研究都市」のことですが、、、

学研と聞くと、どうしても、「おばちゃんまだかなー♪」 って思っちゃうのは、世代ですかね。

なんと言いますか。大規模開発にはいろんな関係機関がいるので、各方面からあーだこーだあって、こんな長い駅名になっちゃったのかなー。的な。

輪行ポタとしては、ここからスタートして、新興住宅地と開発から逃れた丘陵の境目を味わいつつ、古都奈良中心部に向かうという、時空を超えた下り基調ポタができそうなのに、、、くそー。コロナめー。


f:id:masaru-arameya:20240225140103j:image

f:id:masaru-arameya:20240225140106j:image

f:id:masaru-arameya:20240225140059j:image

さて、折り返しは大阪メトロ400系です。見た目斬新すぎ!

まさに「コスモスクエア」行きって感じです。近未来的で車内デザインもカッコいいですね。


f:id:masaru-arameya:20240225140201j:image

f:id:masaru-arameya:20240225140158j:image

これで生駒に戻りまして、近鉄生駒ケーブル鳥居前駅へ。土曜日は1時間以上待つという大行列であきらめたのですが、

月曜日朝9時頃。さすがに人は少ないです。でもチラホラいます。この時間からケーブルカーに乗る人ってどういう人なんだろう?(自分のことはさておいて。)


f:id:masaru-arameya:20240225140246j:image

f:id:masaru-arameya:20240225140242j:image

生駒ケーブルは鳥居前~宝山寺(ほうざんじ)駅間の宝山寺線と宝山寺生駒山上間の山上線の2つに分かれています。すみません。実は来るまでわかってませんでした。。。

宝山寺線は1918年生駒鋼索鉄道により開業した我が国初のケーブルカー。

しかも1926年に複線化!以下の写真の右側を1953年製のレトロな白樺号とすずらん号が走り、


f:id:masaru-arameya:20240225140354j:image

f:id:masaru-arameya:20240225140351j:image

左側はブルとミケが走っていますが、この日はブルとミケはお休み中。

実は私、生駒ケーブルはこの遊園地的なケーブルカーしかないのかと思っていましたが、まだ昭和なケーブルカーも使われていて、なんだか安心しました。


f:id:masaru-arameya:20240225140608j:image

f:id:masaru-arameya:20240225140605j:image

宝山寺線は車が走れる踏切があるケーブルカーとしても有名ですし、沿線には住宅も見られますので、通勤通学輸送もあるんですね。

宝山寺駅にはかつての写真が飾られていました。ブルとミケには悪いけど、こっちのほうがおじさんは好きです。


f:id:masaru-arameya:20240225140502j:image

f:id:masaru-arameya:20240225140506j:image

山上線車両については、遊園地感満載。山上線は1929年に開業。

いきなりトンネルから始まり、


f:id:masaru-arameya:20240226085404j:image

f:id:masaru-arameya:20240226085359j:image

トンネルを抜けるとNHKBS「鉄オタ選手権」で、森脇健児さんがケーブルカーと競争してダッシュした心臓破りの階段を横目に梅屋敷駅に到着。

ケーブルカーにある途中駅ってワクワクします。どんな人が日常的に使うんだろうってね。

奈良盆地の方は霞がかかってイイ感じですが、


f:id:masaru-arameya:20240226085507j:image

f:id:masaru-arameya:20240226085510j:image

333‰の勾配標を見ながら到着したのは、霞ヶ丘駅。まさに?


f:id:masaru-arameya:20240226085626j:image

f:id:masaru-arameya:20240226085621j:image

そして生駒山上駅に到着しました。

山上線の始発で来ましたが、そこそこ人が乗っていまして。

でも、生駒山上遊園地は冬季閉園なんですよね。


f:id:masaru-arameya:20240226085721j:image

f:id:masaru-arameya:20240226085726j:image

遊園地の各遊具施設は、至るところでメンテナンス工事されています。なるほどこの冬季休業期間にまとめて工事をされているのですね。乗ってきた方も関係者だったのかな?

暖冬とはいえ寒いです。雨もポツポツ降ってきた中、高いところで作業されている方を見ると、なんだか月曜日に有休もらった(しかもその前にコロナで5日休んだ身)ことに、今更申し訳なさを感じつつ、


f:id:masaru-arameya:20240226085852j:image

f:id:masaru-arameya:20240226085855j:image

大阪平野を最後に一望しておきましょう。

f:id:masaru-arameya:20240226085941j:image

「鉄オタ選手権」では、中川家のお兄ちゃんは初デートがここだったと言ってましたが、行ってみてよくわかりました!大阪中心部から近いのに非日常感たっぷり!

でも、遊園地が冬季閉園だというのに、土曜日にケーブルが大混雑でした。そこまで?どうしてなんだろう。。。謎が残りました。

 

masaru-arameya.hatenablog.com