月曜日、大阪の街は動き出し、ラッシュの時間。大阪メトロ中央線に乗りましたが、ちょっとトイレに行きたくなり、一回長田駅で下車。これで中央線乗りつぶし完了(コスモスクエア方面は以前乗りつぶし済み)
関東でいえば東京メトロ銀座線や地元横浜市営地下鉄ブルーライン同様、パンタグラフがなくて第三のレールから給電する第三軌条方式なのですが、この方式で相互乗り入れというのは関東には無いですし、第三軌条の民鉄車両というのが大変興味深い。
異色の近鉄車です。
生駒山地に突っ込んでいきます。新生駒トンネル内に入ってから上り勾配。生駒を抜けて
高規格な線路を進み、行き止まりました。この先、延伸するなら切通しが要りますね。
学研奈良登美ヶ丘駅に到着。「けいはんな線」乗りつぶし完了!!
延伸構想もありますが、、、現実的ではなさそうですね。北陸新幹線の敦賀から先の延伸ルート次第かも?
「学研」とは京阪奈にまたがる生駒山地の丘陵地帯を開発した「関西文化学術研究都市」のことですが、、、
学研と聞くと、どうしても、「おばちゃんまだかなー♪」 って思っちゃうのは、世代ですかね。
なんと言いますか。大規模開発にはいろんな関係機関がいるので、各方面からあーだこーだあって、こんな長い駅名になっちゃったのかなー。的な。
輪行ポタとしては、ここからスタートして、新興住宅地と開発から逃れた丘陵の境目を味わいつつ、古都奈良中心部に向かうという、時空を超えた下り基調ポタができそうなのに、、、くそー。コロナめー。
さて、折り返しは大阪メトロ400系です。見た目斬新すぎ!
まさに「コスモスクエア」行きって感じです。近未来的で車内デザインもカッコいいですね。
これで生駒に戻りまして、近鉄生駒ケーブルの鳥居前駅へ。土曜日は1時間以上待つという大行列であきらめたのですが、
月曜日朝9時頃。さすがに人は少ないです。でもチラホラいます。この時間からケーブルカーに乗る人ってどういう人なんだろう?(自分のことはさておいて。)
生駒ケーブルは鳥居前~宝山寺(ほうざんじ)駅間の宝山寺線と宝山寺~生駒山上間の山上線の2つに分かれています。すみません。実は来るまでわかってませんでした。。。
宝山寺線は1918年生駒鋼索鉄道により開業した我が国初のケーブルカー。
しかも1926年に複線化!以下の写真の右側を1953年製のレトロな白樺号とすずらん号が走り、
左側はブルとミケが走っていますが、この日はブルとミケはお休み中。
実は私、生駒ケーブルはこの遊園地的なケーブルカーしかないのかと思っていましたが、まだ昭和なケーブルカーも使われていて、なんだか安心しました。
宝山寺線は車が走れる踏切があるケーブルカーとしても有名ですし、沿線には住宅も見られますので、通勤通学輸送もあるんですね。
宝山寺駅にはかつての写真が飾られていました。ブルとミケには悪いけど、こっちのほうがおじさんは好きです。
山上線車両については、遊園地感満載。山上線は1929年に開業。
いきなりトンネルから始まり、
トンネルを抜けるとNHKBS「鉄オタ選手権」で、森脇健児さんがケーブルカーと競争してダッシュした心臓破りの階段を横目に梅屋敷駅に到着。
ケーブルカーにある途中駅ってワクワクします。どんな人が日常的に使うんだろうってね。
奈良盆地の方は霞がかかってイイ感じですが、
333‰の勾配標を見ながら到着したのは、霞ヶ丘駅。まさに?
そして生駒山上駅に到着しました。
山上線の始発で来ましたが、そこそこ人が乗っていまして。
でも、生駒山上遊園地は冬季閉園なんですよね。
遊園地の各遊具施設は、至るところでメンテナンス工事されています。なるほどこの冬季休業期間にまとめて工事をされているのですね。乗ってきた方も関係者だったのかな?
暖冬とはいえ寒いです。雨もポツポツ降ってきた中、高いところで作業されている方を見ると、なんだか月曜日に有休もらった(しかもその前にコロナで5日休んだ身)ことに、今更申し訳なさを感じつつ、
大阪平野を最後に一望しておきましょう。
「鉄オタ選手権」では、中川家のお兄ちゃんは初デートがここだったと言ってましたが、行ってみてよくわかりました!大阪中心部から近いのに非日常感たっぷり!
でも、遊園地が冬季閉園だというのに、土曜日にケーブルが大混雑でした。そこまで?どうしてなんだろう。。。謎が残りました。