先ほど行ってきた生駒山地を眺めながら、
王寺駅に。今度はJRへ乗り換え。奥のホームにも「信貴山方面」と(写真では暗いけど)、でかでかと近鉄生駒線への乗り換え案内が書いてあり、信貴山含め生駒山地がこの地に与えた影響を改めて思います。
イチ自転車乗りとしては酷道として有名な暗峠で生駒山地を越えてみたい。。。
おっと関西本線の普通列車にはまだ、201系が走っているんですね!!
次来るときまで走っているかしら。。。
王寺は機関区もあった鉄道の町。王寺を中心に奈良県内各地への鉄道網が整備されたのが当地の歴史です。
現在は関西本線用201系と221系が留置されていますね。
乗車するのはJR和歌山線。和歌山線は2回目の乗車。2両編成の227系が入線。
乗ってみると「きのくに線サイクルトレイン」に関する掲示が!!!
昔乗った時は105系で、まだ北宇智のスイッチバックがあった記憶はありますが、
現在は紀勢本線とも車両は共通運用しているのですね。
いやー和歌山も自転車で走ってみたいですよね。やっぱり京奈和自転車道を制覇して、和歌山に。その後水軒とか野上鉄道跡とか有田鉄道跡とか、、、夢がどんどんひろがりますわー。
ま、王寺駅で、このポスター見てコーフンしている乗客は他にいないでしょうけど。
御所(ごせ)駅で下車します。これまた歴史ある駅舎です。
御所は「御所まち」という江戸時代の商都で当時の伝統的家屋も残されているそうです。
ここもポタには面白そうな。。。ただ商店街はかなり、なんと言いますか。。。。時代の波が。。。
歩いて徒歩5分くらいの近鉄御所駅に移りました。前日南大阪線と吉野線を特急で往復してしまいましたので、御所線に乗りつぶしに来たわけです。
ちょっとした支線の乗りつぶしというのは、結構うまくハマらず残りがちなんですよね。。。
近鉄御所駅からバスに乗って20分で、葛城山ロープウェーで葛城山にも行けます。ちなみにロープウェーも近鉄ですが、週末フリーパスでは半額。
もちろんロープウェイも面白そうとは思うのですが、「鉄道」ではないのでね。今回はパス。
その近鉄御所駅前のバス停ではむしろ、「新宮駅」行というバス停に目を奪われます。。。
十津川村行ったことありますが、天空の別天地でした。また行きたいものです。
願わくば、未成線五新線沿いをポタしつつ、十津川を抜けて新宮まで、五新線の果たせなかったルートをポタリングでログをつなげたい。。。夢のまた夢でしょうか。
御所線は1930年に南和電気鉄道により開業。地方都市の支線なので、見どころないかなと勝手に思っていましたが、葛城山系にかかる雲が幻想的。まほろば感と言いますか。なかなか良い車窓でした。
ところでこの尺土駅は4線ありまして、
1番線が御所行ホーム。2番線が南大阪線橿原神宮前方面、3番線が大坂阿部野橋方面。そして4番線が御所線降車専用ホーム。
つまり、到着した御所線車両は4番線から、一回奥の引き上げ線へ。
そこから南大阪線の上下線を渡り、右の1番線に入線。
阿部野橋方面と御所方面への行き来には、必ず同一ホーム対面で乗り換え。便利ですね。
でも南大阪線の上下線を、合間を縫って渡っていくというのは大変そうですね。
こんな大変そうな運用も、葛城山観光開発も含め、現在のJR和歌山線との過去のアクセス競争の結果でしょうか?
ここでもアクセス競争勝ってやる!という熱量を感じたりして。