本日のビールは、「横浜ラガー」。最近スーパーで見かけるようになり、気になっていたので買ってみました。製造はDHCだけど。。。すこし強めの苦みを感じるラガー。これはこれで癖になる味だなぁ。
横浜と言えば鉄道発祥の地ですから。おつまみ?として、こちらを開いてみましょう。
個人的に、本書で度肝を抜かれたのは、以下の史実です。
〇東京~京都・大阪間の鉄道を、東海道ルートor中山道ルートのいずれか検討の中で、東海道ルートなら、初代横浜駅(現桜木町駅)から鎌倉街道沿いに、蒔田、弘明寺、日野を通って、大船に抜ける案だった。一度中山道ルートが採用されたものの、ひっくり返り東海道ルートになった際に鎌倉街道案は霧散して、保土ヶ谷・戸塚ルートに。
〇大正時代に、桜木町が終点となっていた電車線、京浜電車の延伸計画として、桜木町から蒔田付近まで線路用地も確保され、そのまま鎌倉街道沿いに大船まで抜ける予定だったが、保土ヶ谷・戸塚の役場・住民の猛反対があり、蒔田から保土ヶ谷に抜けて東海道本線に並行して戸塚・大船に至るルートとされ計画が進められたが、関東大震災で幻に・・・。
保土ヶ谷・戸塚の旧東海道宿場町は、政治力があって、当時蒸気機関車の東海道本線だけでなく、京浜電車も通させて、鎌倉街道沿いの発展を阻害したということ?
私、育ったエリアですが「我田引鉄」していたとは。。。全く知らなかったので、とても面白い!!
実現しかかっていた京浜電車の延伸イメージを、Googleマイマップで、お絵かきして遊んでみました。
青:当初案は桜木町から大船まで鎌倉街道に沿って行くルート。でしたが
赤:保土ヶ谷・戸塚がねじ曲げた?ルートでは、桜木町から蒔田、南太田から永田を通って保土ヶ谷付近で東海道本線に合流。
もし関東大震災が無かったら、、、、
赤ルートの鍋の弦のような形で京浜東北線「大船」行きが、走っていたかも。。。?
うーん。。。まさに「大船渡線」じゃん。。。
「横浜都市発展記念館」で、関東大震災と鉄道をテーマにした「激震、鉄道を襲う!」が企画されていましたが、現在開催延期。再開されたら行ってみよう。