今回は小海線の野辺山駅をスタートして、八ヶ岳山麓を北側に佐久へひたすら下った後、東へ上信電鉄下仁田駅へ向かいます。日本一高いJR駅からスタートすれば、だいたい下りの方が多くなるかなと。群馬県側から長野県に登るのは厳しいですが、反対であれば峠の登りも比較的少ないと考えました。
野辺山駅をスタートします。駅を出た瞬間、なんと空気がおいしく、爽やかなこと。。。しかし、他の乗客や他の輪行の人たちは、あっというまにいなくなってしまい、気が付くと一人ポツン。。。私出発準備遅いみたい。。。
できるだけ小海線に沿って行きたいのですが、野辺山を出た線路は川上村に向かって大きく迂回していきます。今日は少し距離が長いので、先のことを考え、まずはショートカット。国道141号でキャベツ畑の中を下ってまいります。
しかし、国道は大型トラックも多いです。旧道があれば、そちらを通った方が安全で気持ちもラク。海ノ口の集落に向け、旧道を選びながら下っていきます。
海ノ口駅近くで小海線に沿って行きますが、ここから松原湖駅付近までは国道を行かなくてはなりません。谷筋で路肩も狭いし、大型トラックも通ります。結構怖いところです。
かなり緊張を強いられましたが、やっと松原湖駅で国道を離れて、千曲川上流の右岸に渡ります。こちらは車が少なく、安心してのんびり進めます。
小海駅に着きました。この辺り、小海をはじめ「海」がつく地名が多いですが、かつて八ヶ岳の噴火によってできた湖に由来しているそうですね。
小海から県道2号線を進みたかったのですが、工事中で少しだけ左岸の国道に迂回。また馬流駅付近で、右岸に戻ります。この辺りは秩父事件関連の史跡が多いようです。
小海線は切り立った「天狗岩」の縁を走っていきますが、ここも激しい砲戦があったところとのこと。「秩父事件」については、教科書で見たと思いますが、恥ずかしながら全く知識がなく、、、帰ってからネット検索してみました。明治期の急な近代化に犠牲を強いられた人々の壮絶な戦いだったのですね。。。秩父方面もいずれ行きたいと思っているので、その歴史も頭にとどめていきたいと思います。
おっと、HIGHRAIL1375が走っていきました。今度はこれに輪行したいなぁ。
佐久市に入ります。この県道2号線は、かなり歴史を感じる旧街道でしたが、車も少なくゆったり下りなので、大変気持ちよく走れました。
さて、ここまで下りばかりの楽しいルートでした。この後の登りの前に少しカロリーを取っておこうとセブンイレブンによりました。「野辺山高原」牛乳使用のシュークリームを頂きます。
千曲川、そして太田部駅で小海線とお別れして、内山峠に向かいます。
ここまで野辺山駅を出発して約37km、標高約1350mの野辺山駅から約600m下ってきました。このまま千曲川を新潟まで下ってみたいという気持ちにもなってきます。そうすればずっと下り基調で行けるかな??
続きはまた次回。
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