都田口駅を出ますと、奥山線は西へ向きを変えます。
地図で見ると、その廃線跡らしきカーブがありますが、その道は私有地でした。
お茶畑が出てきました。奥山線はその向こうを通っていたようです。
実は丘陵の高い位置に来ていたようで
なんだか静岡鉄道駿遠線跡を思い出します。
その後奥山線は丘陵を下ってこの橋をくぐり、
谷筋を走っていたようですね。
この谷には現在大きな変電所がありますが、路盤は左の上だったのかな?
この辺りには「谷駅」があったそうです。まんまの名前。。。。
道路は谷の右岸の住宅地に入っていきますが、
その谷を左岸に渡れる橋を発見。自転車置いて左岸に渡り、さらにもう一段、上がってみると
こ、これは。。。軽便鉄道が走っている姿が目に浮かぶ。。。
地図をよく見ると、もう少し下流にある桜が丘南公園から自転車でも上がれそう!
廃線跡グラベルを上がっていきますと、お散歩中のお母さま達がいらっしゃって。
伺ってみると、やはりここを奥山線が走っていたとのこと。
「あらー、こういうとこ走れる専用の自転車なの?」
「まー、、、こーいうところも行けますー。」なんてやり取りして、
谷駅側に進んでいくと、すぐに行き止まり。廃線跡は藪の中へ。。。
住宅地を見下ろす、なかなかの眺め。ここをラッキョウ軽便が走っていたわけですね。
では、戻りましょう。廃線跡を下る前面展望!
その公園から、さらに下りますと、奥山線跡は竹藪から
国道になります。
下っていきますと、祝田(ほうだ)駅跡付近。
ここで都田川を渡ります。
現在国道が渡る橋の位置を奥山線は渡っていたそうで、
見応えある解説板がありました。
祝田橋を渡って北に進み、いよいよ天浜線金指(かなさし)駅が近くなって、
西にカーブ。左のお店側が廃線跡でしょうかね。金指駅に到着です。
ちょっと雨がパラついてきました。。。
ここまで来たら終点奥山まで行かないと!