足尾駅前には、
濃硫酸を運んでいたタキが置かれています。銅精錬の副産物。
これら機関車も銅山開発や貨物輸送、入換に使われていたのでしょう。
廃線跡が残っていますので、こちらも合わせてポタするのはおススメです。
足尾線で活躍してきたキハ35とキハ30も留置されています。
行先表示が「成田」??。房総各線が電化前にも使われていた車両なのでしょうか。
間藤側キハ30の先頭部の方には立ち入り禁止で。
そうそう、昨年はこの辺りでスマホがブラックアウトしました。
さあ渡良瀬川と「わ鐵」に沿って下り基調ポタをスタート。
線路沿いに進むと通洞駅。ここは有人駅です。
トロッコわっしーに乗っていたお客さんが結構降りていきました。
足尾銅山観光の入り口になります。
足尾の町の中には、こんなガソリンカーが走っていたのですね。
スタートしたばかりなのですが、少しポツポツ来たと思ったら
いきなり雨が強くなってきました。雨雲レーダーは気にしていたのですが、
まさにバケツをひっくり返されました。
もうちょい進めばトンネルがあるはずですが、前に進めません。。。
雨宿りできそうなところが、パッと見つけられず、、、あっという間に全身ずぶぬれです。
国道から一本入った道に、鉄骨造りの駐車スペースを見つけ、軒先をお借りして雨宿り。去年のリベンジでやってきたのに、むしろ返り討ちにあっています。。。
すると、少し離れたお宅の御主人が窓から見ています。
会釈して、ちょっと軒先貸してくださいとご挨拶しますと、玄関ドアをあけて「中に入れ」と言ってくださいます。いやいや全身びしょびしょですから。。。
すると奥様も出てきて中に入れと。。。何度も言っていただくので、甘えることに。
広い玄関に入れてくださいました。そしてコーヒーまでご馳走に。
最近細尾峠に向かう自転車をよく見るようになったそうです。
30分ばかりよもやま話をしていると、少し雨が弱くなりました。
その隙にとりあえず近くの駅にむかうことにします。
やさしさが身に沁みました。ありがとうございました!!
ここまで走って雨宿りできればと思ったのですが。その県境の沢入トンネルをくぐり
渡良瀬川を渡ります。短時間で色が変わってしまいました。
沢入駅に到着しました。
手前の原向駅の近くで、雨の強さは感じたので、その時点で駅に行けばよかったのにな。。。先の「沢入トンネル」まで行こうとしたのは判断ミスでしたね。
全身ずぶぬれですし、ここであきらめて輪行して帰るかどうか。しばし、考えます。