厄神駅の加古川寄りには、加古川線から分岐してくる線路が残されていますが、


ホームの辺りの線路は剥がされています。
加古川線のホームより一段下がっていますが、
これが三木鉄道のホームでした。
以下は2007年1月に乗り鉄した時の厄神駅です。廃止の噂は絶えない路線でしたね。
加古川線と同じく播州鉄道により1916年に開業。国鉄三木線となり、1985年に第三セクターの三木鉄道になります。
6.6kmの短路線で、転換前は加古川への直通がありましたが、直通も無くなりさらに乗客減。三木市の財政悪化により廃線派の市長が当選し、結果2008年4月に廃止されました。
厄神駅の先は加古川線の車両基地になっていて、103系が見えますが、
横の道路を進んでいくと、踏切跡。線路が埋められて残っています。
この先の路盤は工事中。
自転車歩行者道になるんですね!
手付かずの廃線跡はノスタルジックでもちろんいいのですが、私は廃線跡が利用されているのも大好物です。
鉄道があったという史実は地域の誇り。活用されつつ記憶が残されるのは良いことだと思います。
回り込んで(さらに、一回通り過ぎて戻ってきました)
国包駅跡です。左の盛り上がりはホーム跡でしょう。
この辺りもいずれ自転車歩行者道になるのでしょうか。
県道を渡り、廃線跡が続いてます。12.5‰とユルユル登っていたんですね。
最近草刈りが行われたのでしょうか。
とても美しい築堤が続いています。
道路を越える橋は徹去されています。
一回戻って遺された橋台へ。
きっと播州鉄道時代に造られたんでしょう。
国包駅からはゆるゆると登り勾配で築堤が作られていて、
次の宗佐駅のところは高くなっていました。
加古川方面を見て道路を渡ったところにホームがあったようです。
三木側のこっちが駅跡かなと思ってました。
この奥は切り通しになって、鬱蒼としているみたい。
これから自転車歩行者道になるようですから手付かずの三木鉄道跡を見るのは早めの方がいいかもですね。
一方、三木市に入ると自転車歩行者道になっています。県道に迂回してそちらに続く。