「フロントスプリング」が特徴的な「birdy」。(私のはPacific18ですが。)この構造こそが「The king of folding bikes」と言うべき、一つの要素ではないでしょうか。
スプリング上部がフックに引っかけられていて、折りたたむ時にはレバーを押しながらフックを外して、くるっと前輪を回す構造。
フロントフォークが「フォーク」形状でないのも、カッコいいポイントではないかと。
そして、フロントスプリングがサスペンションになるので、林道だって、河川敷だって、廃線跡だって、そして歩道の段差だって衝撃を弱めてくれます。
このスプリングはこれまで交換したことありませんでしたが、
キュッキュッと、何だか少し音が大きくなったような気がしました。
心なしかスプリングが曲がってきたような気もして、変えてみようかと思いました。
事前にPacificCyclesJapanのサイトで、アクセサリーを見てみますと、
フロントスプリングは、ブラックとレッドの2種類。硬さは前者がノーマルで後者はハードとありました。
タイヤを赤くしたので、同じくスプリングも赤くしてもよいかも。
と思いましたが、
硬さがどう違うのか、ネットで見てもよくわかりませんので、お昼休みにフラっと山下町のグリーンサイクルステーションさんへご相談。
フロントスプリングの違いについて、教えてもらうと、体重重い人はスプリング硬い方が良いそうです。なるほど。日本人男性平均くらいの私にはハードなスプリングは不要そう。
じゃあ、ブラックでいいか。。。と思いましたら、
レッドのスプリングで硬さがノーマルも置いてあるというのです。
自分の整備能力がゼロなもので、おそるおそる自分で交換できるか聞いたら、
ボルト一本だから全然大丈夫。とのこと。
というわけで、レッドで硬さがノーマルのスプリングと、ついでにストッパーベース(台座)と、スプリング中のスポンジも合わせて購入!
よい昼休みでしたー。
さて、別日に交換です。まずは古いスポンジを取り出します。新品と比べると、バネの跡もついてシナシナです。
構造上はスポンジ無くても問題ないそうですが、音の防止に効果があるのだとか。
台座中央部のボルトを外します。台座とスプリングはがっちりハマって抜けません。台座は飴色になっています。
買った最初はこんなに明るい黄色いだったのでしょうか?思い出せませんが、茶色くなったら交換した方が良いみたいですね。確かにここが割れていたりすると危ないかも。
スプリングに台座をはめ込み、ボルトをしめて、スポンジを中に入れて完成と思ったら、なかなかスポンジが奥に入ってくれません。。。
押し込みつづけて、スプリングがフックに引っかかるくらいには入ってくれました。。。あとは乗っていれば、いずれ一番奥に入っていくんじゃないかと。。
ということで、さらに別日に試走です。
この日は三ツ池公園へ。
風が強いので、奥の谷戸に少し入って、八重桜を見ながらチェアリング。在宅のお昼休みです。
違和感なし。気になっていた音はなくなりました。後はスポンジが奥まで入ってくれれば。タイヤとおそろな赤いスプリングもよい感じ。
「春」なので「スプリング」を交換したって話でした。。。