7時前の両国駅。まだあまり人はいません。レンタサイクルの受付は、すでに始まっているのですね。奥のスロープに専用の入り口がありまして、
7時から改札が始まります。サインに従って、スロープ押して抜けますと、
そのまま両国駅、伝統の3番線。この行き止まりホーム、たまらんです。
今回はB.B.BASEで、折りたたまない輪行第5弾!
安房鴨川駅往復で旅行商品を申し込みました。ちなみに、JR東日本の公式サイト内に次の一節があります。
- ・B.B.BASEは、自転車を解体せず(折りたたみ自転車は折りたたまず)車内のサイクルラックに固定できる列車です。
まさに、この( )部分がやりたいこと!!サイクルラックに搭載しましょう!!
前輪を乗せるラックを引き出します。左下写真の第1形態では、24インチまで。それ以上のタイヤサイズは中をさらに引き出し、第2形態にして載せます。
ラックは18インチから使用可能。子供用自転車やタイヤの太い自転車、泥除け付きなどでラックが使えない場合は、スタッフに申し出ると、サイクルスタンド等で固定してくれるみたい。
第一形態で問題なくラックに前輪が乗りました。ストラップがついていて、フレームに通します。前輪ではないので、ここは注意。ストラップの長さは調整でき、長さは十分足りました。発車前にもスタッフさんがチェックして回ってます。
座席シートは、汚れにくそうな特殊なものですね。ヘッドレストも調節できます。リクライニングではありませんが快適です。タネ車の209系は窓が大きいのが特徴ですが、その窓にシートの配置が合っていて、ボックス席でも、とてもゆったりしています。テーブルにはコンセントもあるので、充電バッチリ。
床も特別仕様で、ビンディングシューズでも問題ない仕様。
4号車はフリースペースで、少しロングシートの座席もあります。
さて、落ち着いたところで、コンビニに買い出し。駅構内にはないので、事前に買ってきた方がよかったのかも。買い物がてら両国駅をウロウロ。三番線への通路には昔の房総方面の鉄道の写真がたくさん展示されています。これは見入ってしまいそう。発車時間に間に合わなさそうなので。今回は我慢。千代の富士や武蔵丸もいました。
7:39に両国駅を出発。発車してすぐ総武快速線に進入。見慣れた車窓ですが、いつもと違うように感じます。
車内でスタンプカードが配られました。6回と12回で粗品がもらえるようで。集めちゃおっかな。
ちなみに旅行商品でなく、普通指定席の場合は1、2号車。その場合はこのスタンプは押してくれないとのこと。。。そして、1,2号車の場合は、サイクルラックも使えず、通常通り輪行袋に入れないといけません。(宝の持ち腐れ感があるね。。。)
逆に旅行商品の場合は、3,5,6号車なのですが、座席は自由席になりますので、好きな座席がある場合には早めに到着した方がよさそうです。
外房線を南下して、海が見えてきました。波も風も穏やかそうで快晴です。
最高なお天気なので、満員大盛況。私も思いつきで前日予約。やっぱり天気との兼ね合いがありますね。
上総一ノ宮、勝浦に停車。停車時間は長めに確保されています。終点、安房鴨川駅に到着。
私はサドルバックなどをセッティングしたので、少し時間がかかりましたが、身軽なローディさんたちは、どんどんスタート。そのまま自転車乗せられるいいところですね。両国まで自走できる人がうらやましい。(私も自走してきた感出すため、東京駅からスタートしてきましたが、、、)
神奈川方面から利用しようとすると、両国へは輪行袋担いで、千葉方面の総武快速線錦糸町で乗り換えが必要。
一駅戻ったり、出発に時間がかかる分、タイムロスの面はありますね。輪行袋のまま、本千葉から乗った方が、効率的かと思います。
でも、両国駅3番ホームから出発する非日常感は、とても良いですよ。
鉄道も自転車もどちらも楽しむ欲張りな私のために登場した(?)といっても過言ではないB.B.BASE。何度か乗りたいと思っていましたが、条件がなかなか合わず、やっと体験することができました!
折りたたみ自転車をラックに載せている人は、ほかに見かけませんでした。。。
内房、鹿島神宮方面もまた乗ってみたいものです。(2021年11月3日乗車)
↓こちらもどうぞよろしくお願いいたします。