雨が強くなり、金指駅で上がります。
金指駅には
蒸気機関車用の高架貯水槽が残されています。
駅もレトロで、
プラットホーム等も有形文化財に指定されています。
天浜線には文化財に指定された貴重な駅舎や鉄道関連施設がたくさん残されています。
2019年に天浜線に乗りましたが、天竜二俣駅の車両基地見学ツアーに参加。
戦前にできた転車台と扇形機関庫が現役で使われていて、大感動しました。
(スマホに動画が残っていたので、アップしておこう。)
お気に入りのコチラの本でも天浜線を辿る自転車旅が紹介されていますよ。
さて、ギリギリ間に合った、平日真昼間でガラ空きの掛川行ですが、新所原行と交換待ちをして出発。
西鹿島駅で下車しますと、
目の前に凸型の電気機関車が!!
これは見るからに年代物!ED282と書いてあります。
検索すると、元は1925年英国から輸入された機関車で、飯田線の前身豊川鉄道で使用され、その後国鉄飯田線でも使われた後、遠州鉄道に。
後ろには砂利運搬用のホキがついていますが、現在でも保線工事などで使われているのでしょうか。だとしたら、すごいですね。製造後まもなく100年!!
遠州鉄道訪問は2回目です。前回はすぐに天浜線に乗り換えたので、駅舎を眺めるのは初めて。味がある良い駅舎ですね。
「赤電」といわれる遠鉄電車。自社発注車両というのも特徴的で面白いですね。
乗った電車は2000形の家康ラッピング車両。
徳川の御家紋があるシートは「殿のシート」だそうで。
キノコ型の貫通路が特徴的です。
この「殿のシート」で輪行しようかと思いましたが、
ちょっと畏れ多い気持ちがして、やっぱり一番後ろに置かせてもらいます。
正式には「遠州〇〇」という駅が多いのですが、ほぼ「遠州」は省略されてますね。
新浜松まで行って、一回下車。切符を買って
遠州病院前に戻ります。
雨は本降りになっていますので、後は車で帰るだけ。
なのですが、もうちょっと浜松エリアの話題は続く。。。