下津井駅をじっくりと堪能です。
ホームは片面+島式で3番線まであったようですね。
保存会が管理されているようですが、この日は活動日ではないみたい。
各車両に近づけなかったのは残念でした。
こちらモハ1001号は、元「赤いクレパス号」。落書きが車内は残っているそうです。元のカラーに塗りなおされていました。
後ろの車両はモハ103でいいのかな??
面白い形のデッキがついているクハ5号。
製造当初はガソリンカーで「カハ5」だったそうですが、電化に合わせてクハにされたとのこと。Wikipediaによると、この特徴的なデッキは鮮魚台とか。魚を運んでいたんですかね。
そして、その奥、ホジ3号はディーゼルカー。昭和46年廃止の井笠鉄道からやってきたものだとか。。。井笠鉄道って軽便鉄道だったのか。その廃線跡も気になります。
下津井駅前には「小さな鉄道館」がありましたので、
入ってみましょう。ガチャを回して、硬券の入場券を頂きました。
館内には運転台だったり、
往時が偲ばれる写真展示がされています。
自転車で走ってきたところのかつての様子が見られて、とても面白かったです。
さて、私が子供の頃に乗ってみたかった「メリーベル号」。
製造して3年で廃車とは切ない限りですが、
奥にある骨組みが残っている車庫に留められていました。
ブルーシートがかけられているところを見ると保存作業中なのでしょう。。。
下津井駅の目と鼻の先は港になっています。
「こんぴら参り」には船に乗り換えです。
中央にうっすらとこんもり見える山が金比羅山でしょうか。
四国へ向かうメインルートの座が危うくなり、開設された下津井電鉄。
国鉄との闘いに敗れ、モータリゼーションの波に呑まれて、茶屋町~児島が先に一部廃止。残りの区間も、最後は瀬戸大橋による観光需要に期待して投資したものの、うまくいかずに廃止。。。
時代に翻弄されましたね。。。
令和の現在に、まだ「メリーベル」号が走っていたら、どれだけ盛り上がることかと。。。夢想せずにはいられません。