三保の松原を離れて
やってきたコチラの広いスペースには
入れ換え用?機関車と銀色のタキが置かれています。
清水港線を使って、日本軽金属㈱清水工場から蒲原工場、新潟工場にもアルミナ(酸化アルミニウム)を輸送していたそうです。このタンク車はアルミニウム合金製の特徴的なものだったとのこと。
ホームも残っていますね。
清水港線はDD13牽引の貨客混載列車が走っていたイメージです。
しかし客が乗れる列車は1日1往復だけ。
子供の頃に時刻表見て「なんだこりゃ!?」と思ったのですが、昭和59年に廃止。
廃線跡は歩行者自転車道に整備されていますので、こちらを進んでまいりましょう!
折戸駅跡にやってきました。
清水港線の旅客輸送は、この折戸駅近くの学校への通学がメインだったそうです。
だから朝1本の清水発と夕方1本の三保発しかなかったのですね。
しかし、海に近いので向かい風がキツい。。。
折戸駅を過ぎると、右にカーブして国道150号線に沿っていき
さらに少し海側にカーブして、日東富士製粉工場の間を通り抜けます。
貨物線跡らしい風景。
かつてはここから、港の方に分岐していた地点のようですね。少し広くなっています。
巴川口駅があったところは、現在下水処理施設になっているようです。
巴川を渡り、清水港線は倉庫の間を抜けていました。
物置設置スペースになっています。
「工」マークの杭が抜かれて放置されていました。
エスパルスドリームプラザは、清水埠頭駅の跡地にあたるのですね。
そういえば三保の船着き場近くにエスパルスのグラウンドがありました。
その先も歩行者自転車道に整備されていて、
清水港線を記念するモニュメントと歴史が紹介されています。
日本一の黒字路線(営業系数が54)だったこともあるとか。
それは知らなかった。。。
海側の広いスペースは、かつては貨物列車のヤードだったことでしょう。
これにて国鉄清水港線完乗です!今回の三保半島エリア走行ルートはコチラ。
水上バスには、自転車をそのまま乗せることができますし、
「三保の松原」と富士山を望むこともでき、駿河湾沿いの太平洋岸自転車道と清水港線跡といったサイクリングロードが整備され、
三保半島はのんびりポタリングにもってこいでした!!