幸岡駅跡をすぎまして、
左手の自販機のある元商店裏手に、
矢板線の「廃線跡グラベル」が。この元商店は廃線跡上に建っているようです。
ゆっくりトコトコ進みます。
途中から舗装されます。右下の写真はわかりにくいですが、かなり急勾配が。
これは鉄道は登れないでしょう。
今昔マップで昔の地図を見ると、ここにはトンネルがあるはず。
左手には踏み跡が。行こうかとも思ったのですが、前日の雨で、ちょっとぐちゃぐちゃなので、躊躇。すぐ日和るのは悪い癖ですが。。。
坂の左下は掘割になっていますね。ここを通っていたのでしょう。
登り切りますと、左手に高まりがありますので、路盤跡でしょうか?となると結構勾配のあるトンネルだったようですね。
先に進むと盛り土が残されています。「柄堀駅」跡ですね。
道路が二手に分かれていて、見るからに右側が廃線跡。
林の中を進んでいきますと、また製材所です。ここまでの区間でも伐採された林も見かけました。
町営農産品加工所に突き当たります。廃線跡に建っていますね。その先は川があり、橋はないので迂回します。農地の間をぬけて、
塩谷町役場の少し横を矢板線は通っていたようです。路地に入ると
昔ながらのタクシー車庫や農協等があります。広いスペースもあり、この地点に玉生(たまにゅう)駅があったことは間違いなし。
国道461号線にぶつかる地点にも、築堤が残っています。横の畑で農作業されている方がいるので、遠くからにしておきます。。。
国道に沿って進みますが、左手の建設会社敷地内にトンネルが残されています。なんだか要塞みたい。
一山こえて、その後は、田んぼの中に廃線跡が続きます。ゆるい上り勾配。でも自転車に負担は感じない傾斜。とても気持ちいいコースです。
ホームが残されていました。こちらには「芦場新田 駅跡」と看板が立てられています。地域の方が、こちらでお花を植えられているようですね。
看板には「芦場新田 駅跡」と書かれていますが、「今昔マップ」で古地図を見ますと、地名は芦場新田ですが駅名は「芦場駅」だったみたい。
その先は「歩行者自転車専用道」に。折りたたみ自転車で来た甲斐があるってもの。
この林は大学の演習林のようです。鉄道柵も見られます。
林を抜けて、天頂公民館が出てきました。
ここは天頂駅があったところです。公民館の手前のコンクリートはホームの一部でしょうか。
「芦場新田 駅跡」から矢板までの区間を紹介した矢板市公開のYouTubeがありましたので、以下ご参考に。
こんなかわいらしい蒸気機関車が走っていたのですね。
さらに新高徳に向かって、続きます。