日光街道の杉並木ポタを続けます。
今市からちょっと面白いのは、国道119号線2車線道路が右手にあって、杉並木の部分は普通車のみ宇都宮方への一方通行。
途中の交差点には専用信号もあり。
車が来ないことを確認してパチリ。
旧街道では東海道なんかは松並木なのに対して、日光街道は杉並木。
荘厳な立ち姿と雨が多く寒冷な気候から杉並木が植えられたということのようで。徳川家康、秀忠、家光に仕えた松平正綱が1625年から20年かけて植えはじめたもの。初期メンバーは樹齢約400年。。。日光街道、日光例幣使街道、会津西街道に渡る杉並木約35㎞が世界最長の並木道としてのギネス世界記録だとか。(Wikipediaより)
ところが途中で車両通行止めになりました。
杉並木を保護するため、「車両進入禁止」区間が増えているようです。
杉だって生き物。ましてや400年と老木です。。。そりぁ車は杉並木に悪でしょ。
そんな区間には静かな廃道感がありました。。。
押し歩きを繰り返しつつ進んで合流した後は、こんな標識が。
まっ直ぐ行けば杉並木ですが、
杉並木を保護するためパイパスを造ったのですね。英断。
ただ、元々この杉並木の間に2車線道路があったということに驚きます。
細いのに大型トラックも行き交って、路肩なし。危なくて自転車走れなかったじゃんね。。。。
この先でバイパスが一回合流。その後また短距離のバイパスが続きます。
その旧道は、車も走れます。
植えられているのが杉のみではない並木になりまして、自転車走行可能な歩道も出てきました。少し高い位置なので、道路交差部では一回下がっては上がったり。人通りも少ないみたいで荒れているところも多いです。
そんなことを繰り返して、走りにくいなぁと思いながら宇都宮市内へ入ります。
杉並木は静謐かつ荘厳で迫力がありました!!
でも高樹齢かつ排ガスや振動といって車のせいで、ダメージがあることもよくわかりました。
街道だからそのまま国道で自動車が走れる道路にしたという、かつての道路行政の失敗(当時の知見が無かったとはいえ)も感じます。
オーナー制度を始め保護活動がされているのもわかりました。
樹木は永遠ではないし、そもそも植樹。いつかは倒れるもので、人手が入らないと維持できないのが並木ですね。老木はどこかのタイミングで切っておかないと危ないわけだし。。。
すでに車の通りが杉並木外がメインのところでは、「一方通行」「車両通行止め」が入り乱れていました。こういうのは自転車乗り的には迷いも生まれるわけで。。。
自転車側目線でいろいろ思うところはありましたが、それは横に置いておこう。
せっかく荘厳な杉並木と国道の旧道感自体は楽しんだのですから、次に進みます!