家族旅行で会津方面へ。こちらのレトロかわいい建物は、
旧国鉄日中線の熱塩駅。現在は「日中線記念館」となっています。
改札口も当時の雰囲気が。ホームは片面一線。
日中線は喜多方から熱塩まで結んでいました。栃木県今市市から山形県米沢市を結ぶ、「野岩羽線」構想の一部です。熱塩駅は1938年開業。戦争の影響等で米沢延伸は中止されました。
1984年に廃止。廃止直前は朝1本と夕方以降2本。通学需要しかなかったようで。
日中走らない日中線。。。
北に向かうと日中温泉があります。延伸したら日中駅もあったかも?
喜多方側から入線すると、こんな視点でしょうか。
奥に山々がそびえていますが、よく昭和の前期に、ここから山形まで鉄道を敷こうと考えたものです。
昔の会津地方の政治力はすごかったんでしょうね。。。
米沢寄りにはイカつい鉄仮面が。ラッセル車のキ100が保管展示されてます。
「熱塩駅常備」と書かれているのは芸が細かい。機関車に見えますが、貨車なので、自走はできないようですね。
後ろにはオハフ61が連結。この日は車内公開されていました。
駅舎内には在りし日の日中線を中心とした関連の展示がされています。
切符売り場には硬券の券売機。100円を入れて、記念の硬券がいただけました。
当時の雰囲気が美しく保存されていました。地域の方々の郷土愛を感じました!