鉄輪☆温泉

鉄道に輪行してポタリング。締めは温泉へ!折りたたみ自転車×鉄道ライフとお出かけ記録をつづります。

八ッ場ダムと吾妻線旧線

太子線跡をポタした後は、

長野原草津口駅から吾妻線沿いに進みます。八ッ場ダムダム湖エリアに入りました。

現在の吾妻線は右岸に渡っていきます。そういえば線路付け替え後の吾妻線に乗ったのは初めてでした。


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かつて左岸を走っていた旧線跡が見えます。もう少し水量が増えると沈んでしまうのでしょう。


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八ッ場ダムが建設された一番の理由は、利根川・江戸川下流域(つまり東京)を水害から守るため。江戸期「天明」の浅間山噴火による泥流は当地に大被害を与えただけでなく、その後利根川下流の大水害につながった歴史があります。

令和元年台風の際には、完成間近の八ッ場ダムが防災に一定の効果があったという評価もありました。

本当はこの天明泥流ミュージアムに寄ってみたかったのですが、ちょっとこの先の時間が心配で今回は通過。


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八ッ場ダムは計画から完成まで約70年かかりました。特に水没する川原湯温泉は大反対。それは当たり前です。なんで東京のために犠牲にならなければならないのか。って思いますよね。。。

川原湯温泉にあった不動様も、川原湯温泉駅


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そして、共同温泉王湯も高台に移転となりました。


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やっと決着しそうになったら、政権交代ちゃぶ台返しされそうになったり、ずっと翻弄され続けた地域の方々のご苦労を思うと、本当に複雑な気持ちがします。。。。

2003年に川原湯温泉に行った時の写真がありましたので、少し載せますね。

かつての川原湯温泉駅と王湯、聖天露天風呂や吾妻渓谷の一部もダム湖に沈みました。

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川原湯温泉は高台に移転。

新源泉が掘られ、新たな地で川原湯温泉の皆さんは前を向いて頑張っていらっしゃるわけですね。

今回は時間の都合で通過しますが、必ずや再訪して、新源泉にも入ってみたい。

川原湯温泉駅前のキャンプ場も気になりました。行きの列車で、ホームからも見えました。


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とてもでかい八ッ場ダムですが、左岸のダム直下まで吾妻線の旧線が残っているのが見えます。

エレベーターでダム下に降りられるみたいですが、自転車を乗せるのは「当面の間禁止。」とありました。

(ということは、今後自転車載せられる可能性もある???)

www.ktr.mlit.go.jp

この場合、輪行袋に入れて乗るのはOK?と思いましたが、ダム下から吾妻渓谷沿いの旧国道は3月下旬まで通行止めとのこと。ちょっと早かったか。


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となると、長いトンネルを抜けなければなりません。右岸の県道、吾妻峡トンネルを抜けます。広い歩道がありますので安心ですが、かなりの長い下り坂。1.7kmあります。


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トンネルを出て、吾妻渓谷側に下り、少し八ッ場ダム側に向かってみます。

車は進入禁止ですが、自転車は除く。


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吾妻線旧線に沿って、沈むのを免れた吾妻渓谷の一部が眺められます。


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しかし、すぐに「冬季閉鎖」の看板が。引き返しまして、


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吾妻線廃線の踏切跡に上がってみます。

八ッ場ダム下から吾妻渓谷沿いの廃線は、自転車型トロッコ(アガッタン)で走ることができ、

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日本一短いトンネルだった樽沢トンネルも残っていて、トロッコで通れるとな??

下流側の出発点はこちら。
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いやーこれは知りませんでした。。。冬季はお休みですが、こちらも3月下旬からとのこと。これは、乗りにいかねばなるまいて。

agattan.com

右手から新線が合流してきました。

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さらに吾妻線に沿って下り基調で進みます。

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