トンネルを出ますと、
公道は右カーブをしますが、
あそこの段差。怪しすぎます。
「DOWAエコシステムジャパン(株)」敷地の現在ですが、
片上鉄道の柵原(やなはら)駅があったところ。そして、かつての柵原鉱山の中核部です。
鉄路の雰囲気が残っていて、高いところに、路盤があったなと思いつつ下ると、
ドーンと立派な橋台が。
廃線跡の道路転用工事が進んでいるようですね。
集落の中を迂回しながら進んで行きますと、
出てきましたのは「黄福柵原駅」。
平日だからでしょうか。施設内を見学することはできませんでした。
この地には実際には駅はありませんでしたが、
「柵原ふれあい鉱山公園」内に位置していて地元美咲町が整備。
片上鉄道保存会の展示運転が「吉が原駅」と「黄福柵原駅」の間の400mで行われていました。(コロナ禍の影響で、現時点では休止中。)
ちなみに「黄福」とは、卵かけご飯を名物に街おこしをする美咲町のキャッチコピーだそうです。線路は保存会が敷きなおしたそうですね。
「黄福柵原駅」には3両の保存車両がありました。
こちらのキハ312は昭和28年製の片上鉄道自社発注車両。
片上鉄道にやってきたときにディーゼルエンジン等いろいろ改造されたとのこと。
そして、DD13。片上鉄道の貨物輸送を担うため、国鉄のDD13よりも高出力化されていたとか。
これらの車両は動態保存されているとのこと。DD13もキハ303も塗装がピカピカです。
保存会の皆さんの熱量を感じました。毎月第一日曜日に行われていた展示運転の復活を期待。復活したら是非訪問したい。。。続く。