鉄輪☆温泉

鉄道に輪行してポタリング。締めは温泉へ!折りたたみ自転車×鉄道ライフとお出かけ記録をつづります。

片上鉄道跡ポタ①柵原駅跡と「黄福柵原駅」

トンネルを出ますと、

公道は右カーブをしますが、

あそこの段差。怪しすぎます。

DOWAエコシステムジャパン(株)」敷地の現在ですが、

片上鉄道の柵原(やなはら)駅があったところ。そして、かつての柵原鉱山の中核部です。

鉄路の雰囲気が残っていて、高いところに、路盤があったなと思いつつ下ると、

ドーンと立派な橋台が。
f:id:masaru-arameya:20231129133951j:image
廃線跡の道路転用工事が進んでいるようですね。

集落の中を迂回しながら進んで行きますと、


f:id:masaru-arameya:20231129134135j:image

f:id:masaru-arameya:20231129134139j:image

f:id:masaru-arameya:20231129134142j:image

出てきましたのは「黄福柵原駅」。

f:id:masaru-arameya:20231129134234j:image

平日だからでしょうか。施設内を見学することはできませんでした。

この地には実際には駅はありませんでしたが、

「柵原ふれあい鉱山公園」内に位置していて地元美咲町が整備。

片上鉄道保存会の展示運転が「吉が原駅」と「黄福柵原駅」の間の400mで行われていました。(コロナ禍の影響で、現時点では休止中。)

ちなみに「黄福」とは、卵かけご飯を名物に街おこしをする美咲町のキャッチコピーだそうです。線路は保存会が敷きなおしたそうですね。


f:id:masaru-arameya:20231129134342j:image

f:id:masaru-arameya:20231129134346j:image

f:id:masaru-arameya:20231129134349j:image

「黄福柵原駅」には3両の保存車両がありました。

こちらのキハ312は昭和28年製の片上鉄道自社発注車両。

f:id:masaru-arameya:20231129134438j:image

こちらのキハ303は昭和9年製の元国鉄04形ガソリンカー。

片上鉄道にやってきたときにディーゼルエンジン等いろいろ改造されたとのこと。
f:id:masaru-arameya:20231129134441j:image

そして、DD13。片上鉄道の貨物輸送を担うため、国鉄のDD13よりも高出力化されていたとか。
f:id:masaru-arameya:20231129134445j:image

これらの車両は動態保存されているとのこと。DD13もキハ303も塗装がピカピカです。

保存会の皆さんの熱量を感じました。毎月第一日曜日に行われていた展示運転の復活を期待。復活したら是非訪問したい。。。続く。

 

masaru-arameya.hatenablog.com