今回は奥武蔵の峠めぐりにチャレンジ!池袋から東武東上線で小川町駅にやって参りました。寄居行きの8000系が伝統のクリーム色をまとって停車中。フォントもいい感じ。
小川町駅で自転車をセッティング。ゴルフ場行きバスをお待ちのダンディさんに声をかけられました。見られながら自転車セッティングは、なんか緊張したりして。どこに行くのか、この自転車重さどのくらいか、これまでどこいったのか、少し聞かれて(ディスタンス守りつつ)、「やっぱり趣味って大事だよねー。」本当、そうですね!ゴルフ頑張ってください。
まずは、東武根古屋線跡をトレース。小川町駅構内は広いですが、貨物操車場の痕跡でしょうか。
根古屋線は石灰石輸送を担っていた貨物専用線で、1967年に廃止されています。
地図を見ると、「らしい」弧を描いた道があります。飯田交差点付近で東上線から分岐、左に大きく曲がっていき、
なだらかに登ってから、切り通しを右にゆるくカーブして、
築堤を下っていきます。この辺り結構かさ上げされていたのですね。槻川に下りますので、勾配をゆるく一定にするためでしょうか。集落から高い位置を石灰石貨車を引いたSLが頑張ってのぼっていたのでしょう。私はらくらく下りますが。
県道を渡り、「大河(荷)」付近だと思うのですが、よくわかりません。。。
開けて気持ちのいい道です。彼岸花も見ごろ。沿道を赤く染めています。
趣きある歩道橋がかかっていて、このあたりに「槻川(荷)」があったそうです。昭和22年に、この荷扱所は台風被害で消失してしまったとか。。。
少し進むと、線路跡は道路の反対へ。すぐに終点「根古屋(荷)」跡。重機の奥に関係施設の遺構らしきものが、うっすら見えますが、、、木が生い茂っていてこの写真ではよくわかりませんね。。。冬ならわかるのかな。
一山越えた皆谷の鉱山から、索道で石灰石が運ばれてきたそうです。これにて、本日の前菜、東武根古屋線は完乗?です。ログの曲線美がよい。
そのまま県道11号を進みます。ローディーさんたちが沢山きますが、私は遅く路肩を走っていると邪魔にもなりますので、、、東秩父村に入り、安戸の旧道を走ります。
道の駅「和紙の里東秩父」で一休み。サイクリストにやさしい道の駅。何人もサイクリストが休んでます。このバスターミナルの待合所は、とてもオシャレ。
この後の登りに備えて、カロリーを取りましょう。何か名産は無いかな?お店を色々見てみると、「かて飯」という郷土料理がありました。地元農協のお母さんたちが、その場でつくっている秩父地域の郷土料理、ハレの日に食べるちらし寿司という感じ。これからの山道に備えるにはちょうど良い量。大変美味しくいただきました。
槻川沿いに進みます。県道11号を左折して、定峰峠を目指します。
ダラダラ登ってまいります。根古屋から索道がつながっていた皆谷付近に来ましたが、少し勾配がきつくなって、こぐ方に集中してしまい、すっかり忘れていました。。。
槻川が細くなり、白石の集落を抜け、一番奥が「白石車庫」のバス転回所。こんな山奥に車庫??と楽しみにしていましたが、転回場しかありません。昔東武バス時代は、車庫機能があったみたいですが、現在は路線承継したイーグルバスの転回場のようですね。
白石車庫バス停から、先は道が細くなり、いよいよ峠道の感じ。2019年の台風被害が大きく、定峰峠までは行けますが、現在も秩父側へはまだ通行止めです。
木漏れ日の中、登っていきます。爽やかで空気が美味しく、ゆっくり楽しく登れます。
そして、定峰峠に到着しました!峠の茶屋にはサイクリストがたくさん休んでます。
白石車庫バス停から、激しい登りはなく、一定のペースで上がってくることができ、さほど疲労感は感じていません。「かて飯」のおかげもあるかな!?
定峰峠には自動販売機や公衆トイレもあります。ドリンク買って一休み。ここから奥武蔵の峠めぐりに南下していきますが、、、続く。
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