小田原から箱根湯本までやってまいりました。箱根湯本駅4番線にはモハ1形がいました。(2021年6月12日)
名車ですね。これが日本一の急勾配を、まだ現役で走っているんだからすごいですね。ちゃんと運用を調べてから来ないと乗れませんね。
今回の車両はサン・モリッツ号でした。 小田原から箱根湯本までは、ハイキングやトレイルランに行くお客さんも結構乗っていたので、混みそうだな。自転車邪魔そう。立つしかないか?と思ったのですが、多くは箱根湯本で降りてしまいました。
混んでも大丈夫なように、連結部分に自転車を置いたのですが、乗り継ぐ人が少なくて拍子抜け。
登山電車は車両の行き来はできないので、置くなら連結部近くが一番よさそうに思いました。
箱根登山鉄道はあじさい電車も有名ですが、まさに6月。箱根湯本を出発してすぐ線路沿いはあじさい。塔ノ沢駅もあじさい。出山の鉄橋を越えていきます。
出山の鉄橋を越えてトンネルを大きく左に曲がっていきます。出山信号場で一つ目のスイッチバック。先ほど渡った出山鉄橋が下に見えますね。あらためてすごい登り。。。
出山の信号所を出ると80‰の登りが真っ直ぐ。8%の登りを自転車で登ることを考えると。。。登って大平台に到着です。ベルニナ号と交換です。
国道1号線を自転車で登る時も大平台までがとてもキツイと思います。。。
上大平台信号場で3つ目のスイッチバック。またもや80‰の登りでカーブ。「散水」の標識があります。箱根登山鉄道は急カーブも多いので、車輪の摩擦を減らすため散水しながら走ります。先ほどの箱根湯本駅のモハ1の写真にも水を補給する設備が写っていましたね。これこそ箱根登山鉄道って感じです。
仙人台信号場で一旦停車。このあたりで急勾配はひと段落ですが、このあとはR30の急カーブが続きます。
アレグラ号と交換して宮ノ下駅を出た後、特に令和元年台風の被害の大きかったエリアを行きます。路盤、橋、擁壁が新しい。
昨年6月に箱根に来たときは、まだ運転再開前でした。その時は箱根湯本から登りだしましたが、トラックが多くて道が細くてもう怖くて、大平台駅から代行バスに輪行させてもらいました。。。
急峻かつ、もろそうな地形。。。。短期間の復旧工事は本当に大変だったのではないかと思われます。。。
というわけで、1年越しで箱根湯本から強羅までの区間を乗ってまいりました!
ケーブルカーに乗り換える人もほとんどいません。。。
何度か箱根登山鉄道に乗っていますが、これだけすいている車内は初めて。。。
輪行族としては、他のお客さんの邪魔にならないかどうか、あまり気をつかわず利用できたのは大変ありがたいのですが、、、若干複雑。
先月は「はこね金太郎ライン」を走り、下ってきましたが、登ろうと思うと、本当大変な区間です。
箱根登山鉄道のおかげで、標高稼がせて頂きました!
さて、強羅駅からスタートです。つづく。
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