伊賀神戸駅で、伊賀鉄道に乗り換え。旧近鉄伊賀線ですから、近鉄クエストの一巻です。(近鉄週末フリーパスでは乗れません。)
乗車するのは、忍者列車!
眼光鋭くてちょっと怖いでごさるよ。ニンニン。
緑の忍者列車は、三重県産スギが内装にふんだんに使われていて、吊り革やドア上にも、手裏剣やお城等木彫りが施されています。「もくいく」とのこと。
元は東急1000系車両ですが、クロスシートも備えています。このクロスシートは京阪車両のものだとか。
転換できなくなってるのは残念ですが。
のどかな田園地帯を抜けると、城下町らしい駅名が続き、家々の軒先を掠めるようにして、
この列車の終点上野市に到着。
この駅舎は1917年前身の伊賀軌道開設時に建築された文化財の名駅舎ですが、
何と忍者市駅に!
忍者尽くしでござるな。ニンニン。
乗り換え時間が、少しあるので近くをお散歩。
上野城へ。1585年筒井定次が築き、1608年には藤堂高虎が家康により国替えでここに。筒井は大阪を守るための城として。一方家康方の藤堂高虎は大坂に対峙するための城として築いたとのこと。確かにそんな位置条件になりますね。
藤堂高虎が築いた「高石垣」
西に向けて睨みを利かすようにそそり立っています。
大阪城と並び日本一の高さとか。
高くて怖くて下は覗けず。
市内もレトロな雰囲気が残っています。
そして松尾芭蕉の出身地でもあり、駅前には像が。
芭蕉忍者説もありますよね。
駅に戻ると、青い忍者列車。網棚にも忍者が。
東急カラーの車両もあるようですが、留置中。
今度はピンクの忍者列車(くのいち?)がやってきました。
私が乗る列車は、、、忍者ではなさそうですが、何のデザイン?
こちらの車両も京阪車両のクロスシート搭載。
車内に車両紹介がありました。これは伊賀鉄道のキャラクター「ふくにん」とのこと。
そしてサイクルトレインの案内!!
平日9時頃〜16時頃、土休日終日。
伊賀神戸寄り車両の連結部側に、そのまま自転車持ち込みできるとのこと。
ただし伊賀神戸駅と伊賀上野駅ではダメ。どちらも伊賀鉄道自社駅ではないからかな。
上野の町もポタリングには面白そう!
忍者列車に自転車載せたかったでござるよ。ニンニン。
お城を見ながら、下って木津川水系服部川を渡り、
結局関西本線が本数少なくて接続しようとすると、そんなダイヤになるんでしょうね。
長大なホームにキハ120単行。
歴史を紐解けば、関西本線衰退の一つの要因に、近鉄も大きかったんでしょう。やはりアクセス競争は必勝の近鉄。
上野市に来たのは2度目ですが、上野市〜伊賀神戸は未乗区間でした。
拙者ハットリくん世代。ニンニン言いたくなるのでござる。。。