恵那峡口駅跡付近を進んで行きますと、
集落の山側を緩やかに登っていきます。
「木曽川橋梁」の奥に、半分だけかかっている橋のようなものが見えますが、このあたりでリニア中央新幹線は木曽川を渡るようで橋梁工事が始まっています。
いずれ奥の山頂、苗木城からはリニア新幹線と北恵那鉄道跡の時空を超えた景色が望めそうですね。
この地点からは、
廃線跡グラベルになり、立ち入り禁止の柵が出てきました。その先は橋梁になっていますね。
戻って迂回して橋梁の下にやってきました。
「上地橋梁」です。ここでは橋脚の近くに行けますので、その石組みの立派さと頑丈さがよくわかります。
この上地橋梁の先は階段の遊歩道入り口がありました。ただここから苗木城の城山を迂回するように渓谷に線路は進んでいたようで、森の中。
地形図では行き止まりみたいですし、先のことを考えて一度戻り、県道を進みますが、、、気管支炎にはつらい登り道。。。
この森の中を北恵那鉄道は通っていました。
県道の山越えを何とか頑張りますと、川沿いに進んできた北恵那鉄道が、
県道の方にぶつかってきます。山之田川駅があったようですが、
この段差怪しい。
この後、農地が区画整理されていてよくわからないなー。と、うろうろしていると、お散歩中のおばあちゃんがいるので聞いてみましょう。
こんにちはー。この辺に電車が走ってたんですか?
この辺だそうです。そして、親類が女性車掌さんだったそうですが、ご本人はあまり電車に乗らなかったそうな。
学校も山を越えて9キロくらい歩いて通っていたそうで、電車に乗ると学校の先生がいい顔しなかったから、とおっしゃっていました。
子供は歩きなさい!ということだったのかな?詳しくはよくわかりませんでしたが、
廃線が残念だったという言葉をちょっと期待してましたので、ちょっと寂しい。
すこし迂回すると、廃線跡っぽい農道を進み、
苗木集落の中心地に出てきました。この奥当たりに苗木駅があったそうですが、
区画整理もされていてよくわかりません。
すぐ近くにロードサイド店舗もあり、暑くなってきたので、ここらで一休み。
苗木城は山城として、お城マニアにはたまらなさそうですね。行ってみたかったですが、まだまだ北恵那鉄道廃線跡はほんの入り口ですので、先に進みます。
ところで、ちょっとトラブルがありまして、Stravaデータが消えてしまいました。無念。ここまでこんな感じです。
うまいこと苗木城を巻くようにして川筋に線路を通し、できるだけ勾配を緩くしようとしていたのが、よくわかりました。