2日連続の在宅昼ポタ。前日に引き続き六郷用水を。
また「南北引き分け跡」まで来まして、ここから上流側に進んでみましょう。
右手には崖線が感じられます。
下丸子への分岐跡を過ぎ水路跡を進みますが、さらに右手の崖っぷりが強くなります。
ここも国分寺崖線の延長でしょうか。
環八に出ますが、ここにも「六郷用水物語」コンクリート柱が。。。車では本当に気づかない。。。
環八はここから崖線を上り台地上をいきますが、左手に進みます。
マンションの前にも、解説文が。非常にわかりやすい。「かつて鬱蒼と茂っていた屋敷林などに思いを馳せていただけたらと思います。」と書かれていて、
確かに鬱蒼とした屋敷林の名残の先で、かなり勾配があります。工事ではさぞかし難所。この辺、西嶺町という町名が表す通り、一山越えるのです、用水を通すには、かなり深く掘る必要がありそうです。
この「女堀(おなぼり)」という呼称の謂れは「難工事のため女性も動員した」、「地形に応じて緩やかな女性的曲線にした」「多摩川浅間神社のご祭神の女神が小泉次大夫の夢枕に現れた」等いろいろあるようで。その中でも、「女性が工事に参加することで男衆がやる気出して作業能率を上げた」というのが、個人的には一番しっくりくるなぁ。。。
左手は多摩川に向かって、かなり落ち窪み、用水の方はかなり高いところを進んでいるのがわかります。
その先から水路が整備されています。
とても水が綺麗で川底の砂までよく見えます。崖線からの湧水が流れているとのことで、鯉やウグイ?などがのんびり。ゴミひとつなくとても美しい流れです。キレイに保つのは大変ですよね。
新幹線と品鶴線の六郷用水ガードをくぐり、沼部駅近くへ。この辺りも六郷用水を感じられる歩道になっています。
「六郷用水物語」のシンボルマーク?に水車の絵柄が使われています。ジャバラと呼ばれる足踏みの揚水用水車とのこと。小ぶりな模型水車がありました。
何年か前にこの辺り走った記憶はあるのですが、、、
六郷用水を意識してなかったようで。。。
この後の六郷用水の上流は、丸子川になりますね。
崖線を感じながら、用水工事の大変さが偲ばれ清らかな湧水の水路をポタポタみていたら、昼休みということを忘れてて。。
やばいやばい。丸子橋から多摩川サイクリングロードを急ぎめで帰還でした。