急な階段を上って下って、駐車場に止めた自転車へ。そして急坂を登ります。。。
トンネルではなく旧道に行くと尾根上の湖上遊歩道入り口があります。ここは自動車進入禁止。自転車はこの入り口に停めて湖上駅に行けば、尾根伝いに歩いて階段を下るだけですんだのに。予習不足。。。
ここから少し上がったところが、有名な展望スポット。
息せきやってきたのは、すぐに井川行が来るからで。
蛇行する接岨湖をまっすぐ貫くレインボーブリッジを、
ゆっくり渡っていく井川線。。。
絶景かな。。。
ダムを左手に下ります。市代橋から行きの列車から見た「アプトいちしろキャンプ場」もみえますね。
この後、すごい登り返しで押し歩きしそうになりました。考えてみれば、長島ダムの上を行けばよかったようで。これも予習不足。
奥泉駅にやってきました。ここは遺跡が発掘されたところなんですね。
以下の写真は左側にも右側にも大井川が流れているポイント。
グーグルマップによりますと「牛の頸」というところだそうです。大井川がものすごい蛇行をしていて、もうすぐ貫通しそう。
県道の桑野山トンネルは避けて、左岸の旧道を進みましょう。
すると、ちょうど三本の川が合流する三叉峡に列車が走ってきました。
この列車は、
トビー号ですね。2022年から運行が始まり、千頭~奥泉間を土休日2往復.
ツアー列車の扱いで途中下車は不可。
行きの列車から川根両国駅で止まっているのを見ました。本線が復旧して、SLトーマス号からトビー号に乗り継ぎができるようになると、楽しいですね。
定期列車と違って奥泉方に機関車がつくのもミソかも。
その川根両国駅に向かうべく、両国吊橋を渡ります。この吊橋は、
井川線の両国機関区を一望できる鉄スポット。写真ではわかりませんけど、機関車が中でお休みのご様子。
川根両国駅入り口に矢印が。「遠慮なくお進みください。」と書かれています。
では、遠慮なしに。製茶工場の中を抜けますと川根両国駅構内で。
さらにトーマスのキャラクターがいますね。
放置された古い客車と貨車を超えていきまして、まもなく千頭駅というところで、接岨峡温泉行きが行ってしまいました。本日下りの最終。。。
千頭駅に到着です。すぐ横の「道の駅」にはかつて使われていた客車「スハフ1」が保存されています。
トロッコで板張りのベンチ。正直乗り心地は悪そうですね。。。
なるほど。現在の主力であるボックスシートの客車が「スロフ」ということに、合点がいきました。この「ベンチ」が普通車なら、ボックスシートはグリーン車級ということでしょうか。
ということで、井川線沿いポタは終了!
今回のコースはこちら。(湖上駅周辺の徒歩も含む)
今回の記録
井川駅11:30→閑蔵駅12:00→関の沢展望所12:25→奥大井湖上駅駐車場12:45 /展望スポット13:40→奥泉駅14:05→両国吊橋14:30→千頭駅14:45
井川線は本数も少ないですから、走行シーンを見るためには、少し計画的に動く必要があるかと思いました。
今回、私が感じたポイントを以下にメモ。もし同様に行かれる方がいらしたら、ご参考になれば。
・アプトいちしろ駅からたくさん乗客あり。
・井川駅には飲み物の自販機はあるが、食料品は一切無し。補給食は事前準備要。コンビニは無し。
・閑蔵~関の沢展望所への旧道は通行止め(廃道)。展望所へは接岨峡温泉側から入る。
・奥大井湖上駅の駐車場には下りて行かない方がよい。自転車はその先の旧道「湖上遊歩道」入り口に停めた方が無駄に登らなくてすむ。
・長島ダム上が通れるようなので、そちらを行ったほうがキツい登り返しがない。