鶴見線ポタの続き。安善駅にやってきました。
安善駅にはタンク貨車が留置されています。
ここから海側への貨物線がありますので、たどってみましょう。
運河を渡り、旧「浜安善」駅にやってきました。すでに廃止されている貨物駅ですが、
かつての駅名は「石油」。
今昔マップで確認しますと、「せきゆう」と記されています。
昔から石油タンクが周りにあるところ。
しかし、なぜ「せきゆう」って「う」が入るんでしょう?
この辺りは埋立地なので、地名・駅名は開発に関わった人物や沿線の会社が由来なのは、よく知られた話。浅野は浅野総一郎。安善は安田善次郎、新芝浦・海芝浦は芝浦電気が由来ですね。
それでも「石油」というのは、異質です。今回初めて知った次第。
旧「石油」駅跡から道路を渡って、ものものしいフェンスの先に線路が伸びています。
特に踏切警報器等はありませんが、この先は現在米海軍鶴見油槽所。
タンク貨車が並んでいるのが見えます。
このタンク貨車は、横田基地に燃料を運んでいます。
一見普通のタンク貨車に見えますが「JP-8」とジェット燃料の名前が書かれている特別な貨車です。
安善駅の南側も米軍の貯油所となっています。
そして、行き止まりに到着。対岸に扇島が見えます。
横田基地付近に行ったばかりですが、拝島から基地への引き込み線も見てみたいと思います。