横田トンネルを抜けますと、公園があります。ここは軽便鉄道の車庫、拠点だったようですね。
軽便鉄道についての説明板もありました。そして横田トンネル建設当時の写真が。
羽村側に進んでいきます。車止めが多いので、ポタポタと。
青いパイプは導水管の空気抜きでしょうか。
桜の木も大きく花見シーズンはお散歩によさそうです。周囲には狭山茶の畑もありました。
当時の機関車やトロッコの写真が説明板にありました。
砂利運搬用のトロッコは「ナベトロ」と呼ばれていたそうです。「ナベ」って何だろう。。。トロッコが鍋みたいな形って意味?
広く下草の映えた不思議な空間が出てきました。
こちらは「残堀砕石場跡地」。
運ばれてきた石を用途毎の大きさに振り分けていた施設とのこと。
羽村側から来たトロッコは引き込み線に入って、桟橋上で資材を下ろします。
資材は桟橋中段でふるい分けられ、破砕機にかけられて、
桟橋下段で待機している別のトロッコに載せかえられていたとのこと。
当時の施設の基礎が遺されていました。
米軍横田基地内となってしまいます。基地に沿って迂回。
国道16号を南下して基地と米軍ハウスの間を通ります。異国感がありますね。
このあたりでバーガー食べたいけど。「かてうどん」食べたからなぁ・・・。
軽便鉄道が通っていたところより、少し南下していますので、
米軍ハウス沿いに北側に向かいますと、廃線跡がでてきました。
そして道路の反対側に続いているのがわかります。
工場の裏手を進んでいきますと、
印刷工場がありますが、
この敷地内を斜めに軽便鉄道が通っていたということがわかります。
導水管があるので、柱が建てられず、このような構造になっているようで。
このあたりは「川崎詰替所」があり、インクラインと鉄道の切り替え地点だったそうです。
多摩川から砂利をのせたトロッコは、ここまで機関車による牽引ではなく、ワイヤーでトロッコを引く「インクライン」で引き上げられていました。
このあと緩い勾配を下りながら、加美平団地内をまっすぐ抜けていくと、
青梅線に当たります。インクラインは青梅線の上を通っていたそうで。
踏み切りを渡って進むと、
多摩川を望む崖に到着です。遠江坂(跡)との案内板がありますが、村山貯水池への取水工事のため、その坂は壊されて往時の姿はないとのこと。
多摩川からは、かなり高低差があるので、インクラインは急勾配だったことでしょうね
下って「玉川兄弟の像」まで、やってきました。
境浄水場から、導水管上の自転車道、貯水池である多摩湖、狭山湖、そしてまた導水管上の羽村山口軽便鉄道跡という「水道ポタ」でした。
そして、ここも「おりたたぶ」の大聖地ですね。
ここから玉川上水を行くことも考えましたが、「水道ポタ」も飽きたので、多摩川を下流に向かいます。
このまま自宅まで行っちゃうか。
と思いましたが、向かい風が強くなるやいなや、あっさり撤収。
立日橋で多摩川を離脱。モノレールに沿って、立川駅に向かい輪行帰宅となりました。
この日の記録
武蔵境駅9:05→境浄水場9:15→小平駅9:45→多摩湖10:15→狭山湖10:40→かたくりの湯11:20 昼食/資料館 横田トンネル12:10→五号隧道12:20→残堀砕石場跡12:40→八高線福生第三号踏切13:05→玉川兄弟の像13:30→立川駅14:35
↓スタートはこちら!