旧甲州街道を藤野から大月まで巡ってきましたが、
実は露払いでして。
この日のメインイベントは、
「富士山ビュー特急」に輪行!
水戸岡せんせいデザインで、
大月発11時48分。そのため午前中に旧甲州街道を走ってまいりました。
前日に1号車の指定席は空いてるのかな?
と思って、ネットでシートマップ見ていたら、
運転席前のひと席が空いてました。これ、運転席かぶりつきシート!?と早合点して予約したら、運転席には背を向けていて。。。
アテンダントさんが対面の進行方向向きの座席は空いてるんで、どうぞ。と言ってくれました。親切。
半円卓というのも、水戸岡デザインらしく遊びがありますね。
車両中間部以降は4人、2人のボックス席です。
「スイーツプラン」設定列車なので、富士急の運営するホテルによるお菓子の準備もされています。
「スイーツプラン」を頼まなくても1号車には、特急料金にプラスして特別車両料金900円で乗ることができます。私はそれで。
ちなみに、2号車、3号車は自由席。
とてもシートはオシャレだし、座りごごちよさそうですね。これで自由席特急料金400円ってお得だなぁ。
大月駅を出発して、ほどなく・・・。
いきなりの邂逅でテンションが上がります。
かたや対向の「フジサン特急」8000系は元小田急20000系RSE。
そしてどちらも「あさぎり」として新宿から小田急、御殿場線を通って沼津まで結んでおりました。(以下は「あさぎり」に乗った時の写真。)
静岡側で活躍した2社の「あさぎり」用車両が引退後、山梨側に移って充実した活躍を続けています。
先日、御殿場線沿いにポタした時、乗りに行きたいと思い、タイミングをうかがっておりました!
リニアをくぐっていきます。
1号車にはドリンクサービスがあります。どら焼きを糖分補給に購入。
富士山麓電気鉄道ロゴ入りです。
今年4月、富士急行(株)の分社化により、鉄道事業は「富士山麓電気鉄道株式会社」が運営しています。昔の名前が復活。
富士山麓ですので、平らなところはないという感じ。ずーっと登っていきます。
予報は良かったですが、富士山は雲の中で残念。
この辺りは富士山の絶景ポイントということで、アテンダントさんが富士山の写真を見せてくれました。カーブしながら左手に大きく見えるところですね。
富士山駅に到着しますと、スイッチバック。富士急行線と言われていますが、細かく言えば大月駅〜富士山駅までは大月線、富士山駅〜河口湖駅までは河口湖線。かつては下部温泉〜河口湖〜御殿場への敷設が計画されていたそうです。
このスイッチバックも、御殿場を目指していた名残りと言えるのでしょうね。
運転席を背に向けて本来の予約した席に座ります。半円卓は何名か予約があったはずですが、結局誰も来ませんでした。
結局ボックス席から運転席まで、前方スペースは貸し切り♪
もともと前面展望が考えられたデザインの371系。少なくともこの席は運転席側向いた方がいいなぁ。。。富士山見ながら、ずっと登り勾配を前面展望できたら最高なのですが。格子も運転席ガラスには無い方がビュー的には良いとおもうけど。。。
特別な時間は、あっという間でした。
50分で河口湖へ到着です。もっと乗っていたかった。。。。
自転車はこちらの紹介スペース前に置かせてくれました。ベビーカーもこの後置かれていましたので、大きい荷物は、ここに置くことになっているんでしょうね。
アテンダントさんから、「自転車ですか?これから乗るんですか?」
いま上野原の方から大月まで走ってきて、この後河口湖駅から。。。
「えっ!?大会かなんかですか??」
ひとりで好きにやってるだけで・・。と言ったら、
アテンダントさん、目が白黒に。。。
(2022年10月30日乗車)