御殿場線沿いポタの続き。沼津を目指します。
御殿場駅富士山口には、
活躍してきたD52号機が保存展示されています。
在りし日の御殿場線での写真が足元のタイルに。
まあ、デカいこと!!
ウィキペディアによると、この72号機は新鶴見機関区に所属していたことも。
ご近所なので、勝手に親近感。
折り返し準備中の、MSEの下をくぐって、反対側の箱根乙女口にやってきました。
ターミナル前に「富士山御殿場・はこね観光案内所」なるオシャレな案内所があります。
屋上の展望台に上がると、富士山には雲がかかり始めてしまいました。
周辺のサイクリングマップがないかと思ったのですが、特に目ぼしいものなく残念。
お腹が減ったし、暑くてバテそう。案内所近くのラーメン屋さんで、「御殿場麺」と名付けられた辛麺を食べ、スタミナ補給完了!
駅構内をのぞきながら、御殿場線をまた反対側に戻って、
沼津方面へと向かいましょう。
御殿場駅を出た途端に、下り基調。地図を見ても分水嶺になっている、絶妙な位置に御殿場駅があることを実感。南御殿場駅を過ぎて、
左手の箱根は雲一つありませんが、富士山にはどんどん雲がかかってきました。
富士岡駅をかすめて、
裾野市に入ります。岩波駅もきれいな駅舎になっていますね。
「芦ノ湖」は神奈川県にあるけど、水は静岡のモノ。という話はよく聞かれますが、その「深良用水」が出てきました。
1666年から4年間で湖尻峠の下を掘り進め、芦ノ湖の水が流れています。富士山と箱根に挟まれた火山性の地質ですから、水には苦労した地域だそうで。
芦ノ湖の水を引いてこようという発想と、それを実現させたことに感嘆です。
湖尻の方から深良用水に沿いながら下ってくるのも面白いかも。(上る気はないけど。)
17世紀の画期的工事が、今に至るまで地域を支えていることを実感しながら、裾野駅。
そして、さらに下ると、長泉なめり駅。最近できた駅だと思っていたら、もう20年前の話だそうで。
「なめり」とは「納米里」という地名から。お米を沢山納めてきたような地名ですが、深良用水のおかげもあるんでしょうかね。
いままで「なめり」って何だろう?とは思ってましたが・・・。(調べりゃいいのに)
ジオパークの看板が出ていて、近くにはジオサイトである「鮎壺の滝」があるというので、ちょっと寄り道。
住宅地の近くに、ドーンと大きな滝が。
なかなかの景観です。
かなりの轟音で、すぐ横にマンションが建っています。窓が二重窓かどうか気になったりして。。。
大岡駅を過ぎますと、
西日には疲れましたが、標高455mの御殿場駅からは下り基調。ペダルを強く漕ぐ必要はなく、午後は脚にやさしいポタとなりました。
御殿場周辺はまだまだ走ってみたい道がたくさん。今回は下見みたいなもの。
脚を治して、また来たい。