”ボロ電”の「廃軌道」、県道5号線を進みます。
お世辞にも自転車で走りやすいとは言えません。路肩は狭く、轍も深く、お店の駐車場からの出入りの車も多い。
そして何より、駅の跡は全然わかりませんし。こういうカーブは、らしい感じですが。
単線としては用地が広かったのでしょうが、2車線だと路肩もほとんどありませんね。中央高速をくぐって、甲斐市に入ります。
「農林高校前」電停もあったようですが、山梨県立農林高校を過ぎて、
開国橋で釜無川を渡ります。見るからに暴れ川を渡る橋梁の管理問題も廃線に直結していきますね。。。なんだか大井川を渡る静岡鉄道駿遠線を思い出しました・・・。
釜無川沿いのサイクリングロードもあるようですが、これもネットで見てもよくわからない。。。
開国橋手前から、かなり高規格な道路になります。両脇はサクランボ畑。春はとてもきれいなんでしょう。しかし暑くなってきました。
サクランボ畑の中になぜかポツンと。変なところにタクシー乗り場があります。人家も少なく道路の反対側には小学校があります。もしや駅の跡かと、調べてみると、在家塚駅はもう少し白根IC沿いのショッピングセンターあたりのようですね。。。不思議だ。
白根IC出入り口を越えて、中部縦貫自動車道をくぐったところに道の駅白根があります。暑くてへばりました。。。農産品直売所には長蛇の列。皆フルーツを箱ごと買ってますねー。
シャインマスカットのソフトクリームで体を冷やします。
美味しかったけど、ちょっと最後までは味に飽きたので、ミックスにすればよかったかなー。なんて。
在家塚交差点で高規格な道路は終わり、また「廃軌道」らしくなります。
先ほど同様路肩は狭く、そこそこ車も通りますので、あまり走りやすくない。。。このあたりが一番高くなっているので、左にカーブして、ゆるく下っていく感じです。
コミュニティバスのバス停がいくつか駅名標になっているのはいいですねー。「倉庫町」という駅もあったとのこと。
右手に美味しそうな菓子屋さんが。「清月」さんです。過日こちらのブログ記事で触れた「ニッポンのサイクリングルートBEST100」の富士川エリア記事の中に書かれていて、
おいしそうと思っておりました。場所は意識してなかったので、出会えてラッキー!!その場でクリームを入れてくれる「シュクレ」(だったかな?)をいただきます。
マスカットソフト食べたばかりですが、別腹です。さくさくのまわりとクリームのマリアージュ・・・。クリームもこってりカスタードでなく、あっさりミルク系というのがライド中にはありがたい。サイクルラックも完備。
「桃園」という高速バス停留所がありました。駐車場スペースなんかもあるので、ここが桃園駅だったんでしょうね。しかし、いい名前です。桃畑が広がっていたのでしょうね。
「まちの駅」、南アルプス市美術館がありますが、その裏にバスのデポがありました。
止まっているのは、山梨交通のブドウカラーのバス。いまやほとんど国際興業色で少なくなりましたが、個人的にはめちゃめちゃかっこいいと思います。行先方向幕もブドウ色というのもおしゃれだと。
コミュニティバスの代替車のようでしたが、これももう貴重な車両でしょう。
築堤を下ります。これは廃線跡っぽいですねー。
南アルプス市役所近くには小笠原駅があったようで。
古市場駅は「古市場」バス停があるので、ここだったのかな?そして荊沢駅もあったようですが、、、
暑くて集中力も切れてきました。あまり駅痕跡がわかるものは残っていないようなので、どんどん進んで長沢付近までやってきました。
もうすぐ終点ではありますが、今回のメインイベントは次回へ続く・・・。