今回は那須野が原をポタしています。
「那須高原大橋」で、また那珂川を渡りますが、、、やっぱり高くて怖い。
そして、「那須疏水公園」に向かいます。
那須高原大橋を渡ってすぐ右折すればいいのですが、
参考にしたガイドでは、一回、「横断道路」で台地を上がってクルッと回って公園に向かうように書かれていまして、それに倣って急坂を下って来ました。確かにこの坂は上りたくない。。。
那珂川に降りることができます。水遊びの方が多いですね。
ここが「那須疏水」の取入口。赤い堰?のところは現在の取入口のあたりですが、右にあるレンガ造りの取入口は、明治18年に最初に作られた東水門。(現在は昭和3年に石積み等増設された姿)
最初に絶壁に作られた第一次取入口は、水量調節や土砂流入を防ぐことができなかったため、水害で使用できなくなることがあり、明治38年には西側に別の取入れ口が作られたそうです。
でもまた流路が変わり、大正4年に第1次取入口にまた戻されて。
各水門や導水路等は重要文化財に指定されています。
たった5カ月で作ったというのですから、すごいものですね。
那須疏水は山をトンネルで抜けてしまうので、「横断道路」に戻ります。
戸田親水公園に到着です。大きなため池?ですね。那須塩原駅前でも見ましたが、ここにも「巻狩鍋」がありました。この地域でのイベントに使う大きなお鍋が展示されています。(ここで煮炊きするわけではないらしい。)
「水を求めて」、、、そんなに大きく書くほど、那須野が原で水問題が切実なことが伝わります・・・。
さて、この「横断道路」では、ところどころに「ナス1」という表示がありました。
栃木県の協議会で、那須エリアの周回する144㎞のルートを「ナス1」として、
走行環境整備等進めていくようで、「横断道路」もルートの一部になっています。
ただ、路肩がないところもあって、怖い思いをしました。自分も車でここを走ったことありますが、那須から塩原温泉に向かう観光客のドライブルートで、結構車スピード出しているんですよね。。。自転車が安心して走れる路肩・歩道の整備が進むと良いなと思いました。
しかし「ナス1」として検索してもなかなかネットでも引っかかってこない。。。(野菜のナスばかりでてくる・・・)。今後のサイクルツーリズム推進にむけて頑張っていただきたいものです。
蛇尾川を渡って、県道259号線を左折します。この道路には「蟇沼用水」が沿っています。一番古い用水路(1600年ごろ?)だそうです。
なにやら新しい不思議な施設がありましたので見てみると、小型の水力発電所でした。今年稼働したそうです。そんな用水の活用方法も良いですね。
那須疏水が出てきました。さらに下ると、会津中街道の一里塚があります。この道を登って、板室温泉から三斗小屋を越えて会津に抜けていたようですが、かなり険しそうですね。。。
那須野が原公園方面に向かいます。そろそろ一風呂にいたしますが、こちらの温泉は。。。
・・・・エキセントリック。。。 「ピラミッド温泉」です。
しまった。自転車とピラミッドで写真撮るのを忘れた・・・。
那須方面観光の際には、なんとなく気になっていましたので、今回チャレンジ?にきました。
まあ、目に入ってくるもの、1つ1つへのツッコミどころがいろいろありすぎて、、、
でもお風呂は源泉かけ流しの単純アルカリ泉で、やさしいお湯でした。
次から次へと入浴客が入ってきます。
露天風呂で話した、近辺在住のおじさんも「不思議なところだけど、たまに来るよ」とのことで。
那須野が原で一番低いところにある日帰り温泉だとここでしょうかね。
西那須野駅に向かいます。すぐ近くに那須野が原公園があり、公園内に入っていきます。
那須疏水沿いに「那須疏水探訪の小道」がありますので、こちらに沿って湯上り涼しくポタポタと。
那須疏水は千本松牧場の南キワを流れています。水車を眺めつつ、国道400号線に。
そして、西那須野駅に到着です。
ピラミッド温泉から西那須野駅まで思ったより距離があり、西日も強くて、また汗かいてしまいました。。。
那須野が原付近でポタをして、西那須野駅で締めるのであれば、東北本線の反対側に行って、乃木温泉に行った方が駅から近くてよいかもしれません。
これで那珂湊河口から那須野が原まで、那珂川流域のログがつながりました。
自己満足!
スフィンクスさん。もっといろいろな地に、輪行に出かけるための「智恵」「パワー」「富」をお授けくださいまし・・・。