軽井沢に到着して、駅の方に行きますと、おしゃれな建物が。
え。しなの鉄道の軽井沢駅が、こんなレトロ新しい駅舎だとは知らなかった。
事前知識がなさすぎです。
観光列車「ろくもん」は水戸岡さんデザインですが、この駅も。
2Fは「ろくもん」用のラウンジになっているそうで。
入場券を買って構内を見学します。ジャスト11時。
使われなくなった2線の上に、木の床が張られて、キッズスペースになっているんですね。
おっさん一人なので、遠慮して、そのエリアには入りませんでしたが、
実はここに169系が設置されて、プレイスペースになっていると後から知りました。。。抜かった。。。
2番線から横川方向を眺めます。線路上に車止めがあるところが、さみしい・・・。
長野行のSR1が出発準備中。しなの鉄道になってから、この区間乗っていないので、乗りに来たいものです。
やっぱ「ろくもん」乗りたいですねー。
EF63が保存されていました。最急勾配66.7‰の碓氷峠を登り下りするための補機。
こちらは横川側ですが、
軽井沢方に列車を連結して、碓氷峠を上り下りしていたわけですね。
そのため軽井沢方の連結器は双頭式。回転すれば機関車でも、電車でも連結できるようになっています。そして「ジャンパ栓」がたくさん。連結する形式によって、それぞれ違う回路が使われていたそうですね。
関東と関西を結ぶ、最初の鉄道計画としては中山道ルートが最初の候補だったそうですね。それでも碓氷峠の地形の厳しさから、先に東海道本線ができたとか。
1893年(明治26年)には、アプト式で横川~軽井沢間が開通。
この10000型電気機関車は明治41年製。日本最初の電気機関車だそうです。
「アプト式」が効率が悪いことから、昭和38年に「粘着式運転」に切り替わり、その後、長野行新幹線ができるまで「EF63」が頑張っていたわけです。189系「あさま」で2回。115系で1回。「横軽」来たことがありますが、エレベーターに乗っているみたいって、感動したものです。
駅名標も残されています。粋だなー。
そして駅前には、草軽電気鉄道の機関車が保存されています。
機関車と思えないスゴイ形。軽井沢から草津まで、山岳地を鉄道で結ぶ。。。ロマンでしかありません。1960年代初頭に廃止されましたが、、、もったいない。。。
草軽電鉄の跡は巡ってみたいもの。特に廃線跡好きには伝説の地の一つ。
かつて宮脇俊三先生も草軽電鉄の廃線跡巡りは難渋されていましたし。。。
でも地図を見ると、全部でなくても自転車で辿れそうなところはありそう。
草軽電鉄の機関車を見て、また新たな目標ができました!
面白いものが多すぎて、、、なかなか出発できないのでした。
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