たぶん長野色115系で長野方面に行った時以来のこの区間。高崎から211系横川行です。
この区間の一つの見どころといえば、安中駅。福島臨海鉄道の泉に向かう通称「安中貨物」は東邦亜鉛専用貨物列車です。安中駅の横は、ひと山が亜鉛の精錬所になっているように見えますね。赤銅色のタキに特別感があります。
安中を過ぎると、勾配も急になり、いよいよ211系も唸りをあげて登っていきます。
西松井田駅の付近は元々スイッチバック式になっていて、旧松井田駅がスイッチバックにあったそうですね。211系もえっちらおっちら発車。
横川駅構内に進入してきましたが。。。車止めが、、、
在りし日を思うと、寂しい感じがします。
ゆっくり横川駅を味わいたいですが、乗り換え時間もあまりないので、のんびりはできません。
自転車担いで、バス乗り場へ。
北陸新幹線開業に伴い廃止された、在来線横川〜軽井沢「横軽」は、代替バスで軽井沢へ向かいます。
げ。かなり長蛇の列。。。赤い「びゅうばす」が止まっていますが、1台では乗り切れなさそう。。。
実はこのバスに輪行できるのか、ちょっと心配で、前日営業所に電話しました。「混んでなければOK」という回答。
夏休みの土曜日ですから、ドキドキしながら来たのですが、、、やっぱヤバイかしら。。。
乗車人数を数える係員さんに聞くと、「あー。。。一番後ろで待っててもらえる?」
ちょっとその反応に、さらに心配。。。
と、2台目が来ました。ハイシーズンで2台体制のようですね。バス代は現金のみ520円です。料金箱の両替が壊れてしまったようで運転手さん大変そう。。。Suica使えるといいのに。
トランクに入れさせてもらいました。一安心・・・。トランク使ったのは私だけ。横に倒して置きました。
「碓氷峠鉄道文化むら」が見えます。チラ見だけでも、眼福。
EF58の髭のカッコよさときたら。
トランクで自転車、衝撃大丈夫かなー。後ろ側の壁につけるように載せればよかったかな?と、乗ってから少し心配になりましたが、さすがバイパス。
高速道路レベルで何も大きな揺れはありません。バスは快調に標高1000mを超えて、入山峠を越え、
軽井沢駅に到着です。
このバス路線、碓氷線と言われているけど、考えてみると、旧道経由の一便以外は碓氷峠通ってないですね。。。
つい最近、国鉄ハイウェイバスのスワローマークを見てきたところなので、よくよく燕の形の違いを観察したりして。今のデザインのスワローはちょっと胸を張って飛んでるんだな。
バスから降りただけで、空気が違います。さわやかで、風の気持ちいいこと。。。
VELMO Pegasus を試走した際に、上り坂をアシストしてもらって、
「EF63」を思い出してしまい、つい「横軽」に来てしまいました。
「補機」無しで、碓氷峠を登る気力はちょっと。。。
(乗車日:2022年7月23日)