池上界隈を短時間ポタ。
いつもガス橋から池上通りにまっすぐ抜けているのですが、初めて下丸子駅に立ち寄りました。
「美味しんぼ」で「新丸子」と「下丸子」を間違えて。。。みたいな回がありましたが、スマホのある今ではそんなことも起きないなと思いつつ。
いまだに目蒲線と言いたくなってしまいますが、3両編成で地域密着感がある多摩川線と池上線が醸す雰囲気も好き。
蒲蒲線計画が現実味を帯びてきましたが、、、想像するだけで、ものすごく謎が。。
東急蒲田駅は地下化?ゲージどうする?3両で羽田空港?まずは京急蒲田まで作りたいでしょうが。その時駅名は東急多摩川・池上線「京急蒲田駅」でいいの?てか、蒲蒲線が正式名称になっちゃう?とか、、、素人が思い巡らすだけで調整事項が多すぎてクラクラします。
環八を渡ったところに、怪しい分岐があり、左に入ってみますと、
「六郷用水」の「南北引き分け跡」の碑が。「六郷用水物語」として、用水跡が辿れるようになっていました。知らなかった。。。
ということで北側の用水跡を池上方面へ辿っていきます。
千鳥町駅で池上線を渡りますと、住宅街の中に用水跡が伸びていきます。
崖の縁をそって六郷用水が引かれていたんだな。
六郷用水は近所の二ヶ領用水と同じく小泉次太夫さんを中心に作られた用水路なのです。
国道一号線(第二京浜)沿い池上警察署。ずいぶんとんがっている建物だと思っていましたが、それは横に六郷用水があったからだったのね。今回初めて気が付きました。
ポタポタ進むと、「池上本門寺」の参道の碑が出てきましたので、一回
池上駅へ行ってみます。
新しくなってから見たことがなかったので。。。すげぇデカくなったんすね。。。
そして旧参道を辿りまして、池上本門寺へ。自転車を置いて、石段を上がり
境内に来たのは初めて。日蓮宗大本山、日蓮の入滅の地とのことです。
眼病予防の日朝上人を祀るお堂もあり、こちらでは個人的にアレルギー性結膜炎の完治を念入りに祈願。。。したけど、これを書いている今日も目が痒い。。。
六郷用水の残りを辿りましたが、呑川と合流しまして終了。戻りまして、
池上本門寺の山を脇から登ります。9%の勾配表示もありました。さきほどお参りした大堂の裏手へ上がってきました。
そのまま下っていきますと、住宅地の中に、怪しいコンクリ壁。。。
ここが都営地下鉄の馬込車両基地(馬込車両検修場)。歩道橋からのぞき見を。
都営浅草線の車両が所属していますが、
大江戸線の12-000形の検修を行っているというのも面白いところ。大江戸線の車両は浅草線を自走できませんので、けん引する特別な電気機関車があります。
それがE5000形電気機関車。見るからにシングルアームパンタが長い。。。サイズ感的には大井川鉄道井川線を想起させます。大江戸線と浅草線の短絡線ってのも気になるなぁ。
この日は歌舞伎顔の5500形ばかり。大江戸線車両は見られませんでしたし、他社線車両も見られませんでした。最近は京成、北総、京急の車両は入ってこないんでしょうか?
車両基地周辺をクルリと回ります。
この車両基地は、一回川崎方向へ進んでから、スイッチバックして構内に入るという構造になっています。その突端は、第2京浜沿いのマクドナルドに接しています。
マクドナルドさんには申し訳ない想像ですが、そのまま延伸して多摩川渡って、川崎もしくは矢向、鹿島田辺りに行ってくれればよかったのに。。。
池上本門寺も初めてでしたし、馬込車両基地も第二京浜からチラ見しかなく、じっくり見たのも今回初めて。六郷用水も今回初めて知りまして、なんだか大発見した気持ち。
いつも第二京浜を通過してしまいますが、一本道を外れただけで知らない景色に出会えて大発見をした気持ちになるというのも、ポタリングの醍醐味であります。
馬込車両基地だけなら、在宅のランチタイムに十分見られることがわかりましたので、また平日パトロールしてみよっと。