今回は利根川自転車道の上流部。関東は広く南から徐々に雨予報ですが、北関東、特に群馬は曇り予報。青春18きっぷを使うにはちょうどよさそうな場所です。
高崎線新町駅からスタートします。新町駅前のバス時刻を見ると、上野村へと向かうバスは終点まで76km、約173分、2080円とのこと。。。神流川流域への入り口で、そっちの方もいずれは行ってみたいところ。


駅から北に進んでいくと、気になるお店が。このあたりでは「たいこ焼き」と呼ばれるのでしょうか。私的には、今川焼が一番しっくりくるかな。
まだ9時すぎですが、もう営業されています。一つ70円となんと良心的な。大月の回転焼きより、小ぶりのようです。思ったより寒かったので、あつあつ、あめーあんこで温まりました。


まずは烏川沿いの高崎伊勢崎自転車道を進みます。玉村町側に渡りまして、



快適サイクリングロードを進みますと、玉村ゴルフ場付近で、一面の紫の花畑。何の花でしょう。。。今回サイクリングロード沿いでよく見ることが出来ました。



桜はつぼみで菜の花が満開です。利根川と烏川の合流点に到着。ここから向きをかえて利根川右岸を進みます。合流点は銚子河口から184km。



とても走りやすいサイクリングロードです。利根川も少し上流の雰囲気が出てきて、瀬が見られます。



休憩施設もところどころにあります。斎田休憩施設で、トイレを拝借。
県道416号線の標識が出ていますが、とても走りやすく整備されていますね。


大利根緑地を通りまして、前橋市に入っていきます。まだ河津桜が満開です。


この辺りで銚子河口から200kmとのこと。両毛線をくぐったところで、群馬県庁を対岸に見ながら一休みです。埼玉・千葉ではほとんど平らに感じる、利根川サイクリングロードも、さすがに群馬県内では上流に向かうと少し勾配を感じます。思ったより足にきている感じがします。



さらに北に向かいます。利根川の水面近くを通ったり、


お馬さんがのんびりしていたり、ゆるゆる上っている事を感じながら進みます。


道の駅「よしおか温泉」が出てきました。名前的には立ち寄りたい気もします。足湯もあるみたい。足先が冷えてきましたので、ちょっと心揺れましたが、、、雨の降る前に上がりたいですから通過です。榛名山が近づいてきました。


渋川市に入り工場の横を通っていくと、上越線が利根川を渡る地点、大正橋に到着します。ちょっとここで、一回渋川駅まで寄り道です。



なぜなら、以下とログをつなげるため。
渋川にはかつて、路面電車の東武高崎線と前橋線が乗り入れていたので、そのルートで走るのもいいかもですが、、、普通の国道であまり面白くなさそうかな。。。
さて、利根川自転車道は、大正橋で終わりではありません。終点は吾妻川に少し行った吾妻川公園。
吾妻新橋と書かれていたので、その橋から川沿いに降りてしまいましたが、それは間違い。。。


歩道にうっすら、茶色いラインが引かれていますので、そちらを辿りましょう。
吾妻川に沿って進んでいきますと、


吾妻川公園に到着しまして、「利根川自転車道」は「終点」です。なんだか終点と言われると達成感!!
利根川自転車道の大正橋までは、サイクリストがいますけれど、こちらは誰もいません。渋川から約3kmだけ、まるで盲腸線のよう。いわば、吾妻線に乗って万座・鹿沢口で皆降りてしまい、大前まで乗ったような感覚ですが。。。。あまり共感されません?


吾妻線に沿って先に進みます。吾妻線はトンネルをくぐっていきますが、こちらは高い段丘をエッチラ登り越して、


本日の締めの一風呂。金島温泉「富貴の湯」に到着です。
飲泉所も設置されていて素晴らしい温泉です。分類はカルシウム・ナトリウムー塩化物温泉。味も鉄分を感じますね。33℃の源泉を加温のみで、かけ流し。
本当は毎回こういった最高のお湯で締めたいものです。この温泉は地元企業が元々従業員のために作ったものとのこと。理想の福利厚生。。。


帰りの吾妻線まで時間があったので、「ビ」を飲んじゃいます。なんせ「駅近源泉かけ流し」ですからね。
窓側「流星をご鑑賞ください。」と書かれています。どういうことかと思いましたら、近くを通る上越新幹線を夜に眺めると。。。なるほど。夜は真っ暗中に流星のような「かがやき」が見られるのですね。「とき」だけど。なんて突っ込んでいるとE7系が走っていきました。


そうこうしていると、雨がポツポツ降り出してきたので、慌てて自転車押して金島駅へ。


デイタイムの吾妻線は新前橋止まり。これも乗客減と省力化か。。。さみしい感じがしながら、乗り継いで高崎へ。
せっかくですので、高崎で名物駅弁を食べたくなり、だるま弁当か鶏めしか迷って、後者を、さらには群馬県産大麦で作られて、ペットボトル容器が珍しい「上越線ビール」をお供にいただきながら、帰ります。


本格的に雨が降り出す前に、帰路につけたのはよかったです。ここまで来ると、吾妻川上流方面も走ってみたくなりますね。基本的にはゆるやかに登っているので、思ったより疲労を感じました。
利根川は取手~銚子は走っているので、残りの区間を走っておきたいと思いますが、、、、利根川沿いは視界が広すぎて、、、飽きるんですよね・・・。小分けにしながら少しづつ利根川サイクリングロードのログつなげもしよう。