浅川から小峰峠越えて、武蔵五日市駅にやってきました。その続き。
五日市線の支線跡を辿っていきましょう。行き止まり高架の武蔵五日市駅から
拝島方へ大きくカーブしていきますが、
かつては、五日市線の支線が、武蔵岩井駅まで伸びていました。拝島から来ると、武蔵五日市へは左手、武蔵岩井へは右手に分岐。武蔵五日市から武蔵岩井へ行くとするとスイッチバックになります。分岐点は私有地で立ち入り禁止。
駐車場の奥が高さ的には路盤跡でしょうか。
結構勾配がありますが、右側から路盤跡接近してきます。五日市側をみると、まさにって感じ。
登り坂に沿って、鉄道柵が残されています。そして国鉄を示す「工」マークの杭もありますねー。
そのあとは高齢者施設の敷地に飲み込まれていきます。秋川街道に沿ってすすみ、
大久野中学校で左に分かれて行きます。Googleマップでは「語らいとふれあい公園」に旧国鉄大久野駅跡と書かれていますが、痕跡は特になさそう。雨でも遊べる立派な屋根がついてます。
その先、見るからに廃線跡になりますが、太平洋セメントの私有地で立ち入り禁止の看板が。スマホで拡大。
沿線のお宅の畑にも、「工」マークの杭が残されています。道路は平井川を渡り左岸に行きますが、
岩井橋を渡りますと、広くて平らなスペースが。
ここに「武蔵岩井駅」がありました。という看板があります。ネットで見ると、駅建物が結構最近まで残っていたようですね。せっかくの立派な看板ですが、物々しい警告が。近づいて読むことができませんが、スマホで撮って拡大して見てみると、2016年に解体されたようですね。。。
日曜日なので車はいませんでしたが、平日土曜日は車両やトラックなども多いでしょう。ここに限らず、私有地につき立ち入り禁止と書かれた看板がとても多かったです。私有地に入らず、迷惑にならないよう気をつけて、廃線跡は楽しまないようにしないといけませんね。
でも、せめて痕跡を伝える立派な看板があるなら、読める所に設置してくれたって。。。
気を取り直して、上流に向かいましょう。
山が削られていますが、あの削った石灰石を武蔵岩井駅から運んでたんでしょうかね。
なだらかに上流に向かっています。少し紅葉も見られるようになってきました。
最後の登りは本当に本当にきつかったですが。。。何とか押し歩きはしないでたどり着きました・・・。「つるつる温泉」に到着です!!
「つるつる温泉」と名乗るだけあって、アルカリ性が強いこと!体の表面がとけちゃうような泉質です。お肌は確かにつるつるになりましたよ!!頬が10歳若返ったといっても過言ではありません。
ただし、消毒臭が強かったです。。アルカリ性という皮膚を溶かす特性で汚れやすいところで、利用者も多くしょうがないのだろうとは思うのですが。。。温泉には需給バランスが大事ですね。
お昼にそばを食べて、下っていきます。つるつる温泉には蒸気機関車風のトレーラーバスが走っています。これに輪行することも考えましたが。まあ下りですしね。
五日市線支線跡の鉄道柵をまた見ながら、武蔵五日市駅に戻ってきました。登りは廃線跡ポタ含め53分。下りは26分。ちょうど半分の時間でしたね。
武蔵五日市駅から、支線の分岐跡辺りを見ながら拝島へ向かいます。
拝島駅で青梅線に乗り換えます。立川行きを待っていると、ホームで運転士さんに「これは自転車ですか?」と声をかけられました。もしや輪行マナーに問題でも。。ドキドキして「折りたたみ自転車です。」と答えますと。「私自転車乗るんですけど、ずいぶん小さいなーと思って。」輪行袋のサイズ感でパッとわかるとは。相当の方とお見受けしました。
仕事で電車を運転して、休日は自転車なんて、なんとうらやましい人生。。。
その運転士さんが運転する立川行きで帰路につきました。
↓こちらもどうぞよろしくお願いいたします。