今回は取手から利根川サイクリングロードで佐原に向かいます。天気晴朗なれど、比較的強め西風の予報。追い風を利用してラクして東へ向かうルートは無いかなと考えて利根川がいいかなと思い立ちました。
常磐線で輪行して、取手に到着です。すぐに利根川の河原に出ます。ひたち号が渡っていきました。ここは河口から85kmとのこと。
空も河も広い!堤防を東へ向かいます。予定通りの西もしくは西南西の風です。背中に風を受けて進みます。これなら、銚子まで行けるっちゃ、行けるなと思ったり。
合流地点で、小貝川を渡ります。この川もサイクリングに良さそうなので、いずれチャレンジを。
風は追い風。人もいない。利根町付近をひた走ります。普段の自分とは思えないハイペース。しかし、、、ルート付近では休憩ポイントがほとんどないので、トイレ休憩は計画的に。河内町に入り、「長豊橋」で国道408号線で少し内陸へコンビニで休憩です。ここまで取手から26km。
戻りまして、ひたすら東へ。牛さんが放牧されていました。気持ちよさそう。
気持ちいいのですが、広すぎて、、、飽きてきました。。。
河口から40km付近、水郷大橋を渡って千葉県側右岸に。
佐原の古い町並みを流れる小野川が合流してきます。何やら賑やかな演歌が聞こえてきます。浚渫船の向こうは道の駅でイベントしてるようです。その歌は・・・。
「サーイクリング、サーイクリング、やっほ~♪、やっほ~♪」、、、今この付近で自転車乗っているの私だけみたい。私のために唄ってますか?(笑)
せっかくなので道の駅で一休み。地元の栗最中で糖分を補給し、お土産に香取市内の農園のピーナッツ味噌等をゲット。
佐原から銚子までの下流域は昨年走りました。その時は佐原エリアはまだ朝早かったので、どこにも佐原ではどの観光施設にも立ち寄ることはできませんでした。
masaru-arameya.hatenablog.comその分、今回は少し佐原付近をめぐることにします。
道の駅から少し銚子側に進みますと、鳥居があります。これが香取神宮の一の鳥居のようです。ここが元々の香取神宮の表参道。利根川を舟で来る人が多かったんでしょうね。旧参道を内陸に香取神宮を目指します。
道路をカラフルな鳥が渡っていきました。キジでした。野生のキジは初めて見たかも。
里山の雰囲気になりました。田んぼは田植えの準備中で水がはられています。大河を走ってきたので、雰囲気の味変ができました。
香取神宮に着きました。お参りしていきます。緑のもみじがきれいです。
明治以前に「神宮」を名乗れたのは伊勢神宮、鹿島神宮とここだけという由緒正しきお社。コロナが早く落ち着きますように、ということと、幾ばくかの自分勝手なお願い事も。。。
少し向かい風の中、佐原の町中へ。前回立ち寄れなかった山車会館によりました。いやー思っていたより、山車の迫力がすごかった!!
細微に至るまで彫刻が施されて、この巨大な山車を各町内でそれぞれ持ち、年に2回もお祭りを。。。江戸時代に佐原がいかに繁栄し、自由な気質だったのかが、よくわかりました。
小野川沿いに行きまして、伊能忠敬の生家と記念館に立ち寄りました。
伊能忠敬が50半ばから全国の測量を行う等その功績も、また人格もすごいことは、教科書等で理解していたつもりですが、改めて記念館の各展示を見ると、さらにそのすごさはため息ものでした。。。感動しました。
そしてそれは利根川がもたらした佐原の繁栄が、根底にあるということもよくわかります。
古い町並みを少し走って佐原駅へ。こんな狭いところを山車がたくさん引かれるお祭りの迫力を思いつつ。
鉄・輪・温泉的には、締めの温泉が佐原に無いのが残念。。。佐原駅から輪行します。
ホームにB.B.BASEがお休みしていました。佐原・鹿島コースの日だったようですね。これも早めに乗りに行くつもり!
本日はうまく西風を利用することができました。出発地点に戻るコースとなると、こういった風の強い日は必ず向かい風を受けることになりますので、このように片道で美味しいとこどりができるのも輪行のよさだと思います。
利根川も群馬県渋川から銚子までサイクリングロードがありますが、これで取手から銚子までがログがつながりました!いずれ全部つなげていきたいものです。
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