この日は午後に雨予報。午前のみサクッっと輪行ポタ。神田川支流の桃園川と妙正寺川を周遊します。新宿駅をスタートして、神田川の淀橋へ。ヨドバシカメラを連想しますね。「淀橋の由来」を読んでみますと家光が名前を付けたらしいですね。それ以前は「姿見ずの橋」という名前だったそうで、「地元の長者が、自分の財産を地中に隠す際、他人に知られることを恐れ、手伝った人を殺して、神田川に投げ込み・・・」
めっちゃ怖すぎるんですけど・・・。
ソメイヨシノは名残ですが、そのほかにも八重桜等花々が美しく神田川を下流に少し向かいます。気持ちよく走っていたら、曲がるポイントを通り過ぎてしまい、、、もどります。
桃園川の合流部です。戻ってきて上流を向いたからこそ分岐点がわかりました。神田川の歌碑があるところが分岐点というのはわかっていたのに、気付かず通り過ぎるなんて。あなたはもう忘れたかしら。
中野区内を進んでいきます。実践学園や堀越学園の脇を進みます。右岸部は崖も確認できるので、まちがいなくここは川。過去頑張って侵食をしていたのに、暗渠化されてかわいそうですね。中野五差路付近では工事中の箇所も。
徳川吉宗さんが桃の木を植えさせて桃園があったそうですが、明治時代にはなくなってしまったようですね。ちょっとでも残してくれればよかったのにね。
杉並区に入ると。。。自転車は通行止めになっていました。。。しょうがないので、迂回です。
すると高円寺の前に来ました。考えてみれば「高円寺」という地名が先に浮かびますが、そりゃお寺があるわけですよね。ここも家光さんのゆかりのようです。
阿佐ヶ谷駅近くで中央線をくぐるまで、ずっと緑道は自転車進入禁止。押し歩きで中央線ガードをくぐります。
川の跡らしき、路地を進みます。ところどころ緑道っぽいところもでてきたり、
民間信仰の庚申塔が祀られています。この辺が桃園川の水源地付近なはずですが、そのまま進んでいくと、荻窪駅に出ちゃいました。これは行き過ぎました。。ついでにコーヒーで一休み。
戻りまして、八幡神社の脇を通ります。「天沼弁天池公園」に到着です。かつての水源の一つの池があったところだそうです。昭和35年ころまでは池があったそうですが、一度埋められてしまい、現在の池は人工的に復元されたもの。うーん高度成長期の弊害。。。
そのまま住宅地を進みまして、妙正寺池公園に到着。
妙正寺川が始まります。こちらは暗渠化されていませんので、変化が楽しめます。
結構蛇行している川ですね。西武新宿線がまっすぐなので並行しているのかと思ったら全くそうでもなく。江古田川と合流。ここは太田道灌が関わる古戦場だったとのこと。
哲学堂公園は自転車禁止なので、通り過ぎていきます。沿川には地下調整池もいくつかありますね。中井駅を通過し、落合付近で、
とうとう地下に潜っていってしまいます。。。
桃園川との合流地点に戻ってきました。これで一周完了です。
暗渠化された川、暗渠化は逃れた川との雰囲気の違いを味わえ、江戸時代の沿川雰囲気も想像しつつ面白いポタリングでした。
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おまけです。少しいやな風が吹いてきました。さて、帰りは新宿から輪行するか、雨が降る前までに家まで自走するか。。。
昼すぎで新宿駅だと少し混雑しているので、行けるところまで自走し、もし雨が降ってきたら人の少ない駅から輪行して帰ることにしました。
山手通りで「東大裏」の交差点まできたところで、昨年ブログを始める前、目黒川水系の烏山川・北沢川を走ってしているので、ログをそこにつなげちゃおうと思いました。ちょっと寄り道。
駒場東邦高校の前には目黒川沿いに大きな崖があります。階段を下りますと、目黒川が地下に潜った緑道。この前来たときは、ここから烏山川を上流に千歳烏山まで行っているので、今回は下流へ進みます。
ヨシ!これでつながった。自己満足!
大橋JCTの脇では桜がキレイでした。すでにソメイヨシノは散って殆ど葉桜になっているにもかかわらず、中目黒駅付近は目黒川沿いに人出が多く、山手通りを進みます。このあたりから雨がポツポツ降ってきました。大崎駅までは頑張りましたが、ここから輪行です。