川端康成「伊豆の踊子」の舞台、旧天城トンネルを抜けて南下していきます。伊豆箱根鉄道と伊豆急行を結ぶ輪行旅の後半戦!
旧天城トンネルを抜けますと、踊子の看板もありますね。
非舗装の道路を下っていきます。程なく、国道414号に戻れるのですが、もうすこし旧道へと思って、踊子歩道を進んでいきますが、、、、非舗装が長かった。。。自転車へのダメージがちょっと心配です。
国道414号に戻り、河津方面にひたすらに下ります。トンネルもあるし、横を通過する車もスピードが出ているので、怖い~。こちらはスピードは出しすぎず、緊張して下っていきます。気温は高めではありますが、それでも下りばかりで体が冷えてきました。。。
七滝(ななだる)のループ橋をダイナミックに下っていきます。
湯ケ野に入ります。ブレーキで手も疲れたし、足先も冷えてきました。。。おいしそうな看板を発見。バターどら焼きとクリームサンド。登りを頑張ったご褒美とばかりに両方購入しつつ、コンビニでホットカフェラテを買って糖分、カロリー摂取。。。ふー。一息付けました。
この地点、今回の分かれ道と位置付けていました。①さっと河津で温泉に入って、河津駅から輪行。②体力的に頑張れるなら、金谷旅館の千人風呂入って下田から輪行。しかし、現在まだ午前中。それなら②ですわね。。。。
ということで、下田を目指して右折し、国道414号を引き続き進みます。
国道414号は急に様相が変わるので、面白いところでした。車の通行量も急に少なくなります。
一つ峠を越えて、稲梓、そして蓮台寺の方に下っていきます。
そして、蓮台寺駅に近い金谷旅館で一風呂いただきます!下田エリアの日帰り温泉ならばここが一番だと思っております。建物には深い歴史も感じますし、お風呂も総ヒノキで、広大。これプールですよね。という突っ込みをしたくなる千人風呂。なんと贅沢な湯量でしょうか。そして飲泉できるのがいいですね。ぬる湯もありますので、ずーっっっと入っていたい。。。
ここから下田まではすぐですので、湾まで行ってきました。ちょうどペルリが上陸するところだったようです(笑)
伊豆急下田駅へ到着しました。締めは下田名物、キンメダイの刺身。そして、今回伊豆の踊子の舞台である天城越えをしてまいりましたので、
帰りはこれでないとね。
つい先日、来年3月引退の発表がありました185系「踊り子」で帰ります。3月から無くなる自由席で。車両としては、特急と普通両方使うというコンセプトが仇ではありましたが。普通列車運用は混雑がひどかった思い出があります。とはいっても東海道線沿線で育ち、何度も乗った者としては一抹の寂しさが。。。。
アナウンス時のオルゴールや警笛の音色、モーターのうねり音は「国鉄!!」って感じがします。ヘッドマークも、もう絶滅危惧。。。。
天城トンネルへの登りで、下田まで行けるかどうか体力の不安を持っていましたが、案外大丈夫で、下田まで行けました。
旧天城トンネルも初めて行くことができましたし、「千人風呂」と引退間近の「185系踊り子」で国鉄時代の思い出も噛み締めつつ、濃密な「鉄・輪・温泉」となりました。
下田から南伊豆方面、また三島から修善寺で温泉に入るというルートも輪行には面白そうで、冬場には暖かくてよさそうですね。
伊豆箱根鉄道も自転車にやさしそうでしたし、伊豆方面はさらに開拓していきたいと思います。
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